ブライダル産業が夏枯れのためか、ネットでちらほら結婚や婚活の話題を見かける。
しかし、どうして何年も前から同じようなネタをくり返しているのかなあ、
「これは、レアだろ」とツッコミを入れたくなるような人を掘りだしてきては、
「これがイマドキの若者が結婚しない(出来ない?)理由だー!」って、
いや、基本的に普通の人間の結婚が遅れる大きな理由のひとつは、
「男は男ばっかりの職場」「女は女ばっかりの職場」にかたよってしまうからだろ。
昔なら「見合い」というマッチメイカーが存在したが、それが「封建的!」という理由で淘汰されつつある、
その結果「したいけど、できない」と、若者に「結婚」させたいなら物理的な問題をもっと指摘してどうにかしたほうがいいんだよな、
「努力しない本人が悪い」と匂わせるよりは。
朝日新聞の土曜版、青のbeで「結婚未満」というコラムがあって、数人の書き手が交代で連載しているんだが、
毎度毎度、よくもまあ、こんな妙な人間を掘りだしてくるものだと感心する。
今週の「ネタ」は「同居の彼女の弁当を毎日作る32歳」だそうで、
この「イマドキ」彼(つか、もう32で「イマドキ」かね?)、
今でも結婚していないのは、「学生時代から5年以上つき合った元カノの影響が大きい」そうで、
「元カノは束縛がきつく」そのせいで「就職後は人脈が広げられず困った」って、バカじゃね?この男。
なんで彼女の「言うなり」になってたことで、その後つき合う相手は「束縛しないことが最重要」ってなるかね、
自分が「バカ」だったことが認めたくないだけでしょうに。
「ボクは自分が必要だと思ったこと、やりたいことをやろうと思う、それがいやなら別れてもかまわないよ」
くらいのことをその彼女にいえなかったってだけなのにね。
そのバカっぷりを「かわいそうな、けなげなボクたんはトラウマで、、」な話に持っていく。
7年も前の経験をぐじぐじ言ってるから「結婚」も出来ないアホタレから
まるで普遍的な結婚の問題点が導き出されるかのような、そういう腐った古い手法をいまだ「朝日新聞」は使うんだな、
まったく、「朝日」は「結婚」をどうとらえているのか私は不思議でしかたがない。
かつては小倉千加子のような結婚に否定的で、一度として結婚、あるいは結婚じみたものをしたことがないらしい人間に
結婚について書かせているし、
「朝日」は「結婚」をしてほしいのか、してほしくないのか、
私は「朝日」みたいなアバンギャルドを装って反吐が出るほど封建的で保守的な新聞社に結婚のことなんか、語ってほしくないけどな。
つか、こんなの読んでたら結婚への道のりはほど遠いわ、「だから、それがなに?」ってなことしか取り上げないんだよね。
今回の馬鹿たれ「イマドキ」彼の話に戻せば、コイツ、今つき合って「同居」までやってる現在31歳の彼女の年齢のことはなんにも考えてないのかね?
もし、今の彼女がいずれ出産を考えているのだとしたら、早いうちに決めたほうがいいんじゃないの?
なんだかんだ言っても、30すぎての初産はきついもんなんだよ、
「いずれ子どももほしい」といいながらそんなことを少しも思いやれていないバカ男、「一人で死ね!」としみじみ思うわ、
結婚なんてしなくてよろしい!
今でも、学生時代からつき合ってきた同世代の相手に対して「責任を持つ」、
つまり、男である自分は年をとっても子どもを作ることが出来るが女性はそうではないことをちゃんと認識して、
結婚する男性は多い。
こんなうだうだ抜かしている男の話なんか、聞く必要はないんだよ、読んでて腹がたったわ、
この「結婚未満」っていつもそう。
つか、朝日新聞の青のbeって、ツッコミどころ満載の「悩みのるつぼ」も連載しているし、
なんじゃ、こりゃ、といつも呆れてしまう、
ここでみるべきところは山科けいすけの「らいふ いず びうちふる」のみ!
「責任を持つ」って感覚は、確かにレトロかもしれないが、それで結婚して続いている人間を多く知っているし、
みんな幸せにもやってるよ、結婚して20年たつ私が保証する。
結婚のとらえ方がどこかおかしい「朝日」の連載は読むと頭が腐る。
それでもクセでつい読んでしまう自分が哀し。
20年前から朝日の書いていることは変わらないことも哀しいわ、どんだけ、腐った職場なんだろうなあ。
まあ、今後も「結婚なんてクソ」的なルサンチマンをつづっていってくれ、とだけ、
それが好きなひともいるんだろうな、、