話題の増田。

増田で結婚式に関するエントリがあって、いろんなブクマがついている。
新郎の主張、「ゲストを信頼していない」って、赤ちゃんが突然泣き始めるのは、「信用する、しない」の問題ではないでしょう。
新婦だって、イヤだよ、赤ちゃんがいま、「泣くかも、泣くかも」と心のどこかではらはらして式をするのは。
自分の結婚式で、いわゆる「法悦」を、新婦は味わいたいんだろうから、ゆずってあげてもそんなに無茶なことではないだろうにね。
聞いてあげて、この先、喧嘩したとき、一生、言えばいいじゃん「あのとき、僕はゆずってあげたよ」と、「ねちねち」とね。
つか、「離婚しちゃえ!」と、私は「新婦」側に勧めるな、
こんな「自分の家族」「自分の思い入れ」ばかりを頑として譲らない新郎なんか、いらないじゃん。
なにを試しているかがわかってないんだよな、「私だけを大切にしてくれる?」と聞いているんだと思うわ、
「私よりも、あなたは自分の家族を優先するの?」「私はあなたの新しい家族の一人でしかないの?」って、新婦は「マリッジブルー」じゃないのかな。
それとも、先に入籍してしまって、実はお互いにうんざりしている二人が「結婚式」にかこつけて、別れたがってるだけかもね。
「一番最初に誰がゆずるか!」、これが「結婚」の大問題であるかのように考えている人は結構いる。
「ここでゆずったら、一生、ゆずりっぱなしかも」って、どんだけ相手を信用していないんだか。
「ゆずるべき時は、ゆずる。ゆずれないことは、ゆずれない理由を相手に話してよく考えてもらう」なんて、「当たり前」のことが出来ない二人が、
この先、どのような結婚生活を送るのか、まあ、喧嘩をやるだけやって、「学習」していくんだろうけどね、結婚式を乗り越えられれば。
私は、新郎側がゆずった方が、後々やりやすくなると思うし、
そもそも妹さんに新婦の意思を伝えれば、「わかった、わかった」で「おしまい」だと思うな。
そういえば、私の親戚の結婚式で、何故か「新郎」側の母親が「未成年者、絶対禁止!」と言って、
披露宴にすら、新婦の年下のいとこたちを出席させなかったことがある。「新婦」側の母親が、あれこれ言うのはよく聞く話なんだけどね。
「私」の「息子」の荘厳なる式に出席「させてやる」みたいな、「はぁー?」な式に成人していた私は出席したが、(取り立てて変わった式ではない)
その後の結婚生活は、ことごとく、この「新郎」の母親が関わって、よくまあ、続いてるな、この夫婦、と感心したりして。
「新婦」側の家族と、新婦「そのもの」の「出来」が「いい」んだよ、結婚が続くのは。ゆずった方が、「えらい」ってことよ。
翻って、自分の式はどうだったかというと、私は学生時代、ホテルでバイトして、山ほど結婚式を見て、式に「夢」も「希望」もなかったんで、
せっかくダーリンが「君の好きにしていいんだよ」と言ってくれても、特に強いこだわりは無し。
ただ、ホテルの「ウエディングケーキ」が「はりぼて」であり、それが「使い回し」なのをよく知ってたんで、ケーキは「手作り」にさせてもらった。
20年近く前は、それはめずらしかったんだよ、よくやれたもんだ。
学生時代のバイト先での結婚式の裏側ではいろんなことがあって、「離婚する!」と泣く花嫁さんや、大声でののしりあう新郎新婦の家族とか、
おなかの大きな新婦さんとか、新郎の家族、親戚が一人も出席していない式とか、まあ、色々。
要は、この先、二人がそうやって、生活していくかですよ、「ゆずる」という「賢さ」をどちらが先に覚えるか。先に覚えるものの「勝ち」ですよ。
それが「出来ない」なら、「結婚」そのものをやめましょうね、、、、
ブクマで一番面白かったのは、「入籍は、式の後にしよう」と書いていたものだった。笑えた。