アルコール、雑記。

年齢と共に酒の酔い方が変わってきて、これに「あれれ?」とならない人が依存症気味になるのかな。
具体的に言えば、気持ちよく酔わなくなってきた、と言うか、昔はほどほどの量で、楽しく、明るくなったはずなのに、さっぱり「酔い」を感じない、
頭がぼんやりする感覚はなく、かえって醒めてくる、ほとんど「酔ったな」の感覚がなく、つまり、アルコールへの「感度」が鈍くなってる、
これを「強くなった」と勘違いしてはいけない、実際、強くなったどころか、酔いは別の肉体的部分に支障として出てきたりして、「酒」に弱くなってる、
あー、年とってんなー、と最近、呑むのを控えている。
40過ぎて1年おきに体がかわっていくのがありありとわかって、これは私が「女」だからか、曲がりなりにも月に一度のものがあるおかげか、
男性の場合、女性ほど体の変化に敏感ではないから、「酔わない自分」の体が「変わって」きている、と気がつかないかもしれない、
もっと気持ちよくなりたい、と、酒量が増えていくか、で、物言わぬ臓器を痛める、などと、男性の方がアルコール依存になりやすい?
と個人的には考えるんだけど、私ぐらいの年齢の女性でも「隠れ依存症」はいると言うからなあ。
女性が依存症になる理由はわかる気がする、
やはり「酒」に近い場所にいることが多い、食事の支度をしながらつい一杯、な人はいるだろう、私も時々やってた、太るんでやめたけど。
中川元議員の死亡以来、時々その人物像が新聞などで取り上げられて「それほど呑まない人だった」とか「呑んでも酔わない人だった」とか
結局「酔い」を隠す人だった、でも隠しきれずに出たのがかの会見だった、肉体の変化を受け入れられる人ではなかった、と言うことかも、など、
若くして亡くなったことを哀れに思う気持ちはあるが、ほぼ、それも「寿命」だったか、
自分に欠けている部分に気がつき、それを理解して埋める人ではなかったのだろう、そういう人が果たして政治家にむいているのかどうか、
自身のことすら、客観的に受け取ることが出来なかった、政治家として責められても仕方がない点だと今でも思う。
で、最近、私はアルコールから少々遠ざかっていたりして、何故かというと、久しぶりに呑んだ時、楽しくなりたいので。
ずーっと呑まないで、久々に呑むと、これがまた効くんだな、よし、この効き目のために、しばし禁酒しよう、なんて
危ない、危ない、結局、私は酒飲みだ、反省する。それだけに、酒で命を落とす人を気の毒に思う。
楽しい酒ではなかったんだよなあ、、、私は、これが一番、哀しいことに思える。