メモ。

大枚7000円もの本を買ってもらってはずしたらどーしよー!と思っていたが、やはり買ってよかった。今、この選挙前時期に読めるのは幸運。
まだ1章の途中であるものの、書かれている時代が本当に40年以上前なのかどうか、「現在」を書かれてるんじゃないか、
不思議なくらい「あの時代」は今と似ている。人間って、政治って、常に揉めているんだよなあ、、自民党は、「学習」機能のない人が多いらしい。
2世、3世が多いわりに自党の「歴史」を知らないようだな、もっとも、「喉元過ぎれば熱さを忘れる」から党として長く続くのかも。
同じ40代であるというだけで、現代を代表する知識人と自分が同じであるかのように書くのは全くおこがましいけれど、
苅部直さんにしろ、小熊英二さんにしろ、私たちはやはり丸山真男の子どもであるのだなあ、と思う。
意識はなくてもどこかで深く影響を受けているんじゃないか、
今の40代で大学受験を経験した人間が丸山真男を一度も読まなかった、と言うことはないんじゃないかな、
今、高校生の「シグマベスト」にも「出口」シリーズにも丸山真男は例文研究として取り上げられていて、残されたその言葉に出会う、
私が丸山真男に出会ったのも、そちらからだった。すっかり忘れていたが、夢中になって、お手紙を出そうかどうか真剣に悩んだことがある。
出さなくてよかったわー、どんなアホを書き送ったか、考えるだけでも頭が痛い、
高校生って、本当アホやわー、丸山真男に萌える女子高生、いやはや、思春期とはなにをしでかすものやら。
そういえば、上の子が見せてくれたこのあいだの模試では水村美苗の「日本語が亡びるとき」が出題されていた。
しかし、なんでまた娘はこんなわかりやすい問題で見事なまでに答えを外すのやら、1番の設問で既に間違えているのを発見して愕然としたわ、
だから、私が「シグマベスト」を読んでいるわけなんだけど、自分が読んで「わかる」と「教える」は全く別物、
現国は「気合いだー!」と、いってしまいそうだわ、プロに聞くと「自分がなにを思ったか、ではなく、相手がなにを求めているか」だそうで、
これは難しい、ううむ、なんで自分が現国が出来たのか謎だわ、他人の「空気」は読まない「主義」なのに。(そうなったのは最近か)
ああ、脱線、なにをメモしようと思ったか忘れたわ、
あの本は、きちんと座って読まないといけないのが辛い、どこにでも持って行ける本じゃないからなあ、私の読書時間は主に「待ち時間」が多いのに。
せめて、脚注を「分冊」にしてくれるとありがたいのにな。
と言うか、「はこ」の中に数章づつ分冊して納めてくれれば、読むぶんだけ、どこにでも持ち運べて読めて楽なのに。新曜社様、ご検討ください。(涙)
一気に読みたいものの、浮き世の義理でそうも出来ず。とほほ。