としとるだいどころ。

まずはお節の反省から。
肉類が少々多かった、もらったハムやらサーモンやらがあったので、「豚角煮」(これは今まで最高の評価だった)や
「照り鶏」の売れ行きが少々悪かった。「紀文」のはんぺんを入れて作る簡単「伊達巻き」も、去年はたりなくなったので今年、多めに作ったら残った。
スモークチキンやハム、サーモンのために、もっと生野菜を仕入れておくべきだった。
よかったのは、「肉類」以外は比較的「量」を押さえて「品数」を増やしたこと。
子どもたちに「クワイ」が食べられるかどうか不安だったのけれど、今年初めて入れてみたら好評だった。
それから、根菜類の煮物を鰹を使わず、昆布と干し椎茸の戻し汁の出汁で薄味に煮て、煮汁につけて一晩おいたのはあっさりしていい。
子どもたちにも「あっさり」味がわかるようになってきて、「大人」になったなあ、と、黒豆もうまく出来たよーん、去年の「リベンジ」!
数の子やら諸々、残らずにすんで、そこそこバランスのとれたお節だったと思いたいものの、変わってきたなあ、家族の「食べ方」が。
我が家でたった一人の「男」であるダーリンが肉類をそれほど消費しなくなってきた、「薄味のあっさりしたものでいい」って年をとったねえ、、、
そう言えば同級生から来た年賀状に「もうすぐ「初孫」が産まれます」なんてのがあったな、いやはや。
機能的な一人暮らし向きの台所常備品やその他、いろいろ書かれている方の所を読ませてもらって、
いずれ「お一人様」になったときには参考になるにちがいないとブクマして、この10年ほどの我が家の「肉」の消費量を反省する。
小中学生は何故か「肉」ばかり消費したがるのよね、、(遠い目)その年代の子どもの父親も。
「お肉、お肉」と「お魚はお肉ではない」とばかりにただひたすらに「お肉」を求めるのはいったい何だったのでしょうか、、、
女の子でもこうなんだから、男の子なんていかばかりか、西原理恵子さんの「毎日かあさん」にも書いてあったが
男3人のお母さんの話を聞くと、食べ盛りの息子たちにおなかいっぱい肉を食べさせるには「食べ放題」の焼き肉屋に行くしかない、と
しかもあまりに食べるので一度行った店には二度と「恥ずかしく」ていけないそうだ。常にどこに「食べ放題」があるか「チェック」って、
女の子二人と男の子二人では食費が全然違うな、食費だけではなく万事において男の子の方がコストがかかる。(怪我をした医療費とか、諸々)
台所の話に戻そう。
我が家の台所も少しづつ変わってきて、あからさまな「子ども向け」の食べ物が食器類同様、なくなりつつある。
ココアでももう子どもたちは大人向けを使うようになってきたし、「危ない」と使わせないものもない。
いずれ子どもたちも一人去り、二人去り、さびしくなるんだろうな、そして私たち夫婦の味覚も消費するモノも量も変わる。
「台所も年をとる」とは、実家の両親の所に行っても思うものね。
育った「家庭」から出て、初めて一人暮らしをする人の台所と、「家族」が出て行って一人になった老後の台所は共通するような。
「家庭」「家族」を「卒業」するんだなあ。
私は子どもと同居する気は全くないから、一人になったときも食べることをきちんと楽しめるようにこころがけよう。
「家族」が出て行って「抜け殻」の台所ではなく、機能的でミニマムな台所を目指そう。
「お一人様」ではあまり肉を食べない気がする、「年金」生活だろうから使えるお金も決まってるし。
それでもなんだかんだいって、今日はおうち「焼き肉」の日。ほほほ、反省しつつ、「お肉」を消費するのよ、
たくさん買ってたくさん食べるってやはり快感。
明日から三連休。日記はしばらくお休み「予定」。