「ゾルゲ事件」の最後にはなんと関係者の住所録がある!今、この本は絶版になってるんだろうなあ、、、
今年読んだ本を考えれば新書が多かったような、よかった新書は「発達障害の子どもたち」、
子どもを通じて多くの子ども達に出会って、何故こんなにお母さんが一生懸命に教えているのに
この子はこんなにも乱暴だったり落ち着きがなかったりするんだろう、どう考えても「しつけ」の問題じゃないよな、
そしてその子ども本人も特に悪いわけでもなく、でも何故かトラブルの元になってしまう、その「不思議」が少し理解できた。
子供をこれから持つ人に是非読んで欲しい本だ、ごく普通に子どもを育てるのにも役に立つ。妊婦検診の時に無料で配布すればいいのにな。
最近読んだ本では「下流同盟」が意外によかった。「下流社会」の三浦展「編」となっている。三浦展という人は「編者」である方が優秀かも。
ウォルマートのくだりを読んで、映画「下妻物語」の「ジャスコだぜ!」を思い出したり、
前々から不思議だった「エブリデイ、ロープライス」の意味に納得したり。
(「毎日、「低価格」!」だったらそれは「定価」って言うんとちゃうんかーい!と見かける度に不愉快だった、あれは「他店に比べて」なんだね)
いい本だったものの、読んですぐ感想を書かないと何がよかったか忘れるなあ、そして憶えてるのはこういうしょーもないこと。(涙)
しょーもない、と言えば「日本のお金持ち研究」なんて本も読んだが、内容は「、、、」、これは誰に向けて書かれた本なのか、非常に不思議。
大体アンケートを採るのに送り返されてきたサンプルが全体の数%、研究者(?)が期待したよりも「多かった!」なんて、
それでも1割にも満たないやん!とつっこんでしまったよ。ごく一般的な人間が「常識」と知っている程度のことしか書いてないしなあ。
この本で知ったのが「マルクス主義」系の学者は「階級」という言葉は使わないんだそう、「階層」のいい方を好む、と。ほんまかいな。
ま、「階層」というものを意識しないで様々な社会的な現象の診断はむずかしいのは理解できるな、と言ってこの「研究」は役に立たないが。
最近はダーリンがマンガばっかり買ってくるのでマンガ三昧だ。
「君の好きななとろむ先生ご推奨品だよ」と買ってくれた「がんばれ、猫山先生」で、「奈良野しかお」先生の親子愛に涙した。
西原理恵子「毎日かあさん 黒潮家族編」、なんと「よりみちパン!セ」から出した「この世でいちばん大事な「カネ」の話」、
羽海野チカの「3月のライオン」の2巻をぱらっとめくって面白そうだったので1巻から読んでみた。
羽海野チカは「はちクロ」が最後まで読み切れなかった私としては敬遠してしまったものの、これは読める。
ダーリン曰く「人に「動き」があるからじゃないか」と、なるほど、「はちクロ」は停滞してたよなあ、ものすごくいらいらした。
同じように私は「NANA」も読めない、いやはや、まったくもー。
色々あるけど時間がないのでこの辺で。