ほんの感想。「日々我人間」桜玉吉。

薄い本だけど、なぜか箱入り。
桜玉吉先生、待望の新刊(か)?
おそらく、桜先生のすべての著作を持つマイダーリンが数年前「玉吉先生が壊れた!」と騒いで、
アラ、それは大変、と思っていたら、ぽつぽつ、お仕事を始められて、ふと気がつけば文春で連載してたりして、お元気そうで何より。
私は「アスキー」を長年愛読していたマイダーリンに付き合って、玉吉先生の「ゲイツちゃん」をよく読んでいた。
何をやっても最後には「キシャー!」とやって終わるのに、なぜか毎回楽しみに読んでしまう。
そういえば「アスキー」は唐沢弟の「電脳なおさん」も連載していたな、私はほんまに妙なものばかり読んでいる。(涙)
玉吉先生は漫画喫茶を脱出してなぜか伊豆の山荘にお住まいになる、その素敵な(?)日常を描いて、共感する、、か?
いやー、わたしは「おばはん」なんで、いまひとつ中年から初老になった男性の「おしも」のお悩みなんかわからなかったわ。
「ジャージの上下でトイレに行って後ろに人が並んだとき、あわてて終わらせたら「あ、、、」となる絶望感」がわからなくて
マイダーリンに聞いてしまったわ、マイダーリンはよくお分かりだそうで、これは「おじいさん」のお話なのね、、枯れてるわぁ。
マイダーリンは「伊豆山荘編」がなぜかお気に入りのようだが、私は前半の漫画喫茶が面白かった。
漫画喫茶編が身近な「日常あるある」だからだろう、漫画喫茶、行ったことないけど。
漫画喫茶はなんだかぬくぬくと楽しそうなので、一度くらい行ってみたいと思ったけれど、あとがきを読んで
「これはないわ」と行く気がなくなった。これは嫌だわ、私も「山荘」があればそこに逃げるわ、玉吉先生、逃げられてよかったね。
山荘は山荘で玉吉先生は「新たなる敵」と戦う日々で、人間、常に「敵」を見つけて戦って行くのが長生きの秘訣か、なんて思ったり。
マイダーリンは、現在ネットにアップされている玉吉先生を見ろ見ろ、と言うが、そこまでのファンではないので、見ていない。
ダーリンいわく、玉吉先生は長身のイケメンのようで、本の中で今まで付き合った女性が出てきた夢、なんてのがあったのは、
なるほど、おモテになったんでしょうな、納得、と思ったが、やはり見る気はない。
私はマイダーリンだけで「オッサン」はおなかいっぱいなので特に興味はわかない。
でも、漫画は好きなので、がんばって書いてね。
マイダーリンは、「這えば立て」の人なので、玉吉先生にもっとお仕事をして欲しいそうです。
私はのんびり長々続けて欲しいです。主にオッサン向けの本ですが、おばはんが読んでも面白いです。終わり。