この季節。

12月が来ると我が家ではリビングのあちらこちらにうずたかく積まれた漫画本が、、、クリスマスツリーと同じ季節の風物詩。(涙)
お盆前同様、年末進行で単行本がラッシュで出る上になんと憎いことに数年前から「このミス」と共に「このマン」(でいいのか?)が出る、
(しかし「このマンガ「を読め!」と「がすごい」は同じ略になってしまうのは許されてるんだろうか、、、)
そのベストテンに入っているもので我が家にないものを必ずダーリンが仕入れてくる。(たいていはあるが)
もういちいち腹を立てたって仕方がないんだけど、子ども達までそれをチェックして書庫をあさりに行くのにはぶちぎれそうになったりして、
とはいうものの「このマンガを読め!」のトップが東村アキ子の「ママはテンパリスト」だったのにご機嫌な私。
読んで爆笑して感想を書こうと思いながら忘れてたのよねー、何してたんだっけ、その頃。
我が家ではダーリン以外今年のイチオシで「ひまわりっ」や「きせかえユカちゃん」ファンの子ども達に大受け。
「ごっちゃんさいこー!」と、ふふふ、君ら甘いよ、可愛いだけが幼児だと思ってるだろう、
10年以上先になるだろうが、君らにも必ずこのような怒濤の日々がやってくるのだよ、その時、これを笑えるか?
ばあちゃんになった私は見せてもらうよ、ぐふふふふ、、とは子ども達に言ってはないけど、楽しみざんす。
サブタイトル「すみません、育児なめていました」と、ええそうですよ、育児をなめているから子供なんて作れるんです、
年を食うと食った分だけ大変なのが目に見えるから二の足を踏む、とまあなめきってやってください、育児なんてそんなものです。
生かしておくだけが精一杯なゼロ歳児から数年間、何度も「すみません、育児なめていました」と誰かにはいつくばりたくなるモンです、
それを超えればやがて涼しげに「おもろうてやがて悲し」の境地で「ママはテンパリスト」が読めたりするんです。
私にうけたのは子供の「おしゃれ心」の話、そう、大人がさせたい格好を子どもは何故か必ず拒否してくれるという「お約束」、
「私たち大人が「おしゃれ」だと思う服を嫌がり、私たち大人が「死ぬほど太斎」と思う服を着たがる生き物なのです!!」
そうです、その通りです、わが子達は子どものいないおしゃれな友達に会うときにとっておきのワンピースを取り出すと思いっきり拒否して、
普段着の、フード部分がアンパンマンの顔のお気に入りすぎてボロボロになったアンパンマンセットアップを着るのです、
親になるとは、恥をかくことと同義語なのですねえ、、、(遠い目)
その上にダサダサのわけのわからんキャラクターがついている歩く度に「きゅっきゅ」となる「つっかけ」を履いてくれたりして、
親は子どもスタイルに合わせるのですよ、、、そして子どものいない優雅な友達に憐れみの視線を注がれたりして。
「(私の名前)ちゃん、センスって子供の時からが大事らしいよ」なんて真顔でアドバイスされてもねえ、、
私は年下の知り合いが「すみませーん、こんな格好させて、」と言いながら子どもに戦隊もののキャラクターシャツを着せてやってくると
抱きしめたくなるわ、今でも。そういう甘酸っぱいお話。
気になったのは東村さんがお住まいの中野では紙おむつを置いた店が1件しかないの話。都心部に行けば行くほどその傾向が強いとか。
「だって毎日毎日テレビでおむつのCM死ぬほどやってんじゃん、
一日何回も何十回もおしりサラサラ言ってますわ、コレ!!!サラサラサラサラ言ってますわ!!
つーか、東京に住んでんですよ?高い高い家賃払って、
便利さ優先で場所代と思ってこの都会に住んでんのにおむつも買えないってソレなんかおかしくね!?」と魂の叫び、
都会ってつまり「お子様お断り」なわけね、そりゃー子どもも減るわ、これにはかなり気の毒に思った。
しかし、「毎日サラサラ」言ってるように思うのは幼児がいる生活の人だけ、子ども向け番組ではそう言うCMを流しているからね、、
自分が敏感になってるからついそんなCMにアンテナが立つのよね、、私なんか、最近、おむつのCMなんかあったっけ?と思う始末、
あ、私ほとんどテレビ見てないんだった。(特に民放)やっぱり毎日「サラサラ」言ってるんかね?
本の紹介で長くなった、「このマン」話、まだ続けるかな。