ネット雑記。

子供がしたことを親が「謝る」についてのエントリを読む。
少なからず「なんで親が謝らないんだー!」って人はいるからなあ。
たいていはただ一言「済みません」で収まるのだから、謝るのは悪いことじゃないと私は思う。
常識的な親ならば、よほどのひどい怪我でもない限り「子供のすることだし、お互い様」になるものね。
でも、そうじゃない親も確かにいるようだし、そういう親に謝りに行っていいのかどうか、先生が親や子をちゃんと見てるかが問われるんじゃないか。
下の子が小学生の頃、喧嘩していて突き飛ばされた子に巻き込まれて怪我をしたので、
(怪我の話は子どもが帰り着くよりも前に学校から連絡があった)
ぶつかった子も、突き飛ばした子も両方、我が家に謝るよう、その当時の担任がそれぞれの家庭に連絡して、
ぶつかった子のお母さんからは丁重にお詫びがあったが突き飛ばした子の親からは何もなかった。
先生から「○○君のおうちから連絡がありましたか?」とあとで確認の電話をいただいたものの突き飛ばした子どもの親からは
音沙汰なく、結局うやむやに終わって、私は突き飛ばされて子供の怪我の原因となった子のお母さんとその後親しくなった。
突き飛ばした子のお母さんはかなり後で誰かから、「ほら、あの人」と一度、参観日で見たことがあるかなあ。
そこはしょっちゅう子どもが揉め事を起こしているのでなにも言わなかったのに「あの人は謝らない」が定着してしまった。
私が住んでいるような保守的な地区では親子共々損をしてると思う。「イメージ」が定着するものね。
子供の学校での怪我については先生によって、ちゃんと連絡してくれたり、全然無視だったり、色々だった。
私は相手のご家庭にとりあえず連絡をとるようにアドバイスする先生の方がよく親や子をみていると思う。
謝る側のお母さんはものすごくドキドキしながら連絡をするんだろうな、
それでエントリを書いた人のような対応をしてもらえば安心する、そのために先生は連絡をとるように勧めたのかも。
子供の行動に親がどこまで責任を持つべきか、悩ましいところだ。
幼稚園、小学校はともかく、中学校以上になると親に謝らせるのはどうだろう。
地元小中学校のような相手と住んでいるところも近い場合、親がとりあえず謝っておいた方が私は無難に思う。
「ご近所づきあい」の延長として。
何かあればとりあえず謝る、謝ってもぐずぐず言うような親は相手にしない、が私に出来るアドバイス(?)か。
謝らない人から無理に謝られてもなあ、と私は思うんで、私から相手に謝罪を求めたことはまだ一度もない。
謝る、謝らない、は「挨拶」でしかないものね。
本当の謝罪が必要とされるときに言葉がどれほどの意味を持つものか、それを思うと「謝罪」にこだわることはないような。
ま、私はご近所に「挨拶はする派」ですが。
ただ、やはり「子供の出来は親の出来」、特に「母親のしつけが、、」と言われるから母親は追い詰められる。
「父親の教育が悪い」とはあまり聞かないものね、、、辛いなあ。