雑談。

先日、菊池先生のブログを読んでいると「七田式」を取り上げていて(過去の記事)、あれは「とんでも」範疇に入るンかー!と驚いた。
いや、そうだろうな、とは思ったが、そんなことも言ってるんだ、と以前知り合いから聞いた話に納得した。
年下の知り合いが何年か前にご主人の実家から進められて幼稚園年中組の上のお子さんを連れて「教室」に参加したそうだ。
下のお子さんもまだ小さかったので「体験」に一緒に連れて行ったものの、教室のメンバーは誰1人そんなことはしていない、
まだ赤ん坊を連れたお母さんでも、実はその赤ん坊が「七田式」に「参加」しているそうで、
「上の子の付き添い」などではなかったらしい。
と、言うより、私は幼児教室をあまりよく知らないので、(ヤマハぐらいか)、ある程度の年齢の子供であれば
「お母さん、1時間にお迎えよろしくお願いしまーす」みたいな感じかと漠然と思っていた。
しかし、そこの教室ではほとんど親子一体、小さな子供が念仏のように百人一首だの徒然草、だのを暗唱するそうで、
「腹話術人形?」と感じたほどだった、とそれでもご主人の家の顔を立てて行かねばならぬ、
でもお子様本人が泣いていやがる、教室に行っても教室の中を歩き回る、突然床に寝転がる、と言う
お子さんとしては非常に賢い「パフォーマンス」を繰り広げて、どうしようもなくなったらしい。
また教室の雰囲気も「あれが負け犬の見本、ふ」みたいな、同じ年頃の子供を持つ連帯、
「まだ始めたばかりだし仕方がないよね、、」みたいなやさしさはかけらほどもなく、とにかく「冷たい」、
知り合いのご主人のおうちはそれなりのおうちで、その「七田式」の教室の先生とも多少知り合いだったようで、
その「コネクション」があるから、先生もそこそこ大事にはしてくれたものの、
そこにいる子供達と、知り合いのお子さんと「肌が合わない」からお友達になれるわけもなく、
その当時、会う度に暗い顔をして「幼児教室ってこんなもんでしょうか、、、」と
私と、もう1人よくランチをする知り合いに相談して、
幼稚園児で「徒然草」!、あまりの教材の「渋さ」に私はつい笑ってしまって、「教室、変えたら?」と
「ああ、でもそんなことでいいんでしょうか?こんなに簡単にやめちゃったら、根性のない子供として育つんじゃないでしょうか?」
いや、いや、そんなことはない、上の子だって昔、引っ越し先の「ヤマハ」の先生と相性が合わなくて
私はヤマハに交渉して先生を変えてもらったよ、でも、その後娘はドビュッシーも弾けるようになっていたので
それを知ってる知り合いは納得、もう1人の知り合いも
「うちもいやがるからいったんやめさせて、そのあと下の子だけを通わせていたら「またしたい」と言いだしてそれから続いてる」
「案外子供のお稽古ごとってそういうモンよ」と、二人に言われて安心したのか、知り合いは教室をぬけて
(しかし、ぬけるときもかなり「辛い」思いをさせられた、とのこと)
その後、かなり経ってから別の教室に(確か「公文」か「学研」)通わせたところ、それには素直に通っているそう、
多分、お子さんの年齢的なこともあっただろうし、「妄信的」な教室のお母さん達の雰囲気、
お母さんが「なじめない、、」は子供にとってもきついからなあ、、、
昔と違って(自分が言われてたときは「きぃきぃ」反発してただけだった)のど元過ぎれば熱さ忘れる、で
幼児教育もお母さんがやらせたい、子供もやりたいならいいじゃない、と思うが
「これをくぐり抜けなければ、子供が人間として駄目になるー!(かも)」の思いこみはいらないんじゃないか。
山ほど失敗してきた私が言うことでもないが。
菊池先生の記事のコメント欄ではやはり「七田式」の教室も「地方差」があるようで
ただ、講師の先生を「絶対視」するような雰囲気のところでは、「私」が「無理」、
何せ「ヤマハ」の先生でも「チェンジお願いしまーす!」とあっさりやったので一部の人に、驚かれたりしました。
ところで「日経キッズ+」の広告、「専業ママVS働くママ」「地方出身パパVS都会出身パパ」を新聞で見たので、
昨日、チラッと立ち読みしてきたところ、割と納得できる感じのことが書いてあったような、
「プレジデントファミリー」の身も蓋もなさよりも「日経」の方が私はおすすめのように思います。
そういや「日経ビズマム」も立ち読みして面白かった、ご参考までに。