雑談。

昨日の朝日新聞で一面に年収1000万円以上が9万5千人増えたってあったけど、
これって年俸制に切り替わった人が増えたってことじゃないのかなあ、退職金なし、残業手当なし。
先日葬式に帰ってきた兄弟に「ホワイトカラーイグゼンプション」をどう思うのか聞いたら
「そんなの俺らの世界じゃもう当たり前のことやし」と言われてしまった。
年俸になったら時間なんか関係なくなる、いくらでもこき使われる、と、
一定レベル以上の人間は転職を繰り返すのが当たり前になる、
でもそれに日本の社会の仕組みは冷ややかだと
英国で5年勤務したときの年金記録が抜けてたことがわかった兄弟は今、むうむう。
給与をあれこれ考えて調整したのに肝心のお役所がまともに仕事をしていなかった、と
「アップル社の製品のようじゃー!」となんでかこの兄弟はマックを憎む。
かわいい身内は先日泣く泣くi-bookを手放したというのに。(でも確かに不安定な機種だったわ)
年収200万円以下の人も激増したようで、
確かに1000万円以上の人と数で見ると格差のようだけど詳細に分析してもらいたいなあ。
うちの地区では昨日の記事に「東京漂流、夫婦の奇跡」「状況、ネットカフェ、ゲストハウス。宿も職も転々」
とあって、ううむ、このご夫婦の田舎に残してきた家族は今どうしてるんだろう、とそこらも気になった。
最終的に自立生活サポートセンターに電話して生活保護の受給が決まったようで、でも良かったね、とは言いづらい。
まだ若いんだからやはり働いた方が心の平安が得られるんじゃないのかな、
その方向で何とかならないか、と考えてしまう。
私の知り合いで、もういっそ生活保護を申請した方が、、の世帯があるんだけど
本人(3児の母)は絶対それはイヤだ、がんばる、らしくて、話を聞く度はらはらする、
結婚してるけど旦那さんは家に帰ってこないし、お金も家に入れない、いっそ離婚して母子家庭の申請をした方が、、
と考えるのは端の人間の余計なお節介で本人はプライドを持って必死に働いて子供を養ってる。
ちなみに社会的分類は「専業主婦」、いやはや。
友達が多いから、みんなが出来る範囲で負担に思わない程度に助けて、子供も素直に育ってる。
一番上の子は普通科に進学できるレベルだったのに早く仕事をしたい、と工業高校に進んで旋盤工を目指してる。
今、工業や商業科の高校はそう言う子が増えて、昔ほど悪くないんだそう。
真面目な子だからちゃんと就職して幸せになってくれたらいいなあ。
新聞記事に話を戻せば、夫の方は40だという話で、それまで何をしてた人なんだろうな、
そこら辺はふれてないのが何とも、な感じ。ただ、地元ではサポートが受けられなかっただろう、
ここら辺が地方の悪いところのような気がした。
地方の行政機関のいい加減さには私もほとほと手を焼いたことがある。
場所にもよっては、もう根掘り葉掘り聞かなくてもいいこっちの経歴を聞いてきたりして、
妙に見下し目線だったり、そうかと思うとちょっとつきあいのある人に私が泣き言をいって
相手の人が気を回して連絡を取ってくれたりすると、がらっと低姿勢になる、
「この、小役人がぁぁっ!」とはらわた煮えくりかえったことが何回も、、、はあったかな?
まあ、部署にもよるか、めっちゃ嫌みな保健婦に当たったこともあったけど、
引っ越してまるで「天使?」な人に当たったこともある。あの当たり外れはなんなんだろうな。
これも引っ越さないとわかんないことだったな。
今日は、遠方にある墓に伯父の骨を納めに行くのです。名代で家から3時間かかるド田舎に向かいます。
日曜日は下の子の小学校最後の運動会です。とほほ。