私のネットの使い方は気に入った人のところを巡回することでそれ以上にネットでの情報収集癖はない。
だから「痛いニュース」なんて存在も巡回先の人が紹介されて知った。
どうも「痛いニュース」とは「不思議の国のアリス」が食べたお菓子っぽいね。
スノボ母ちゃんの話や今回の拳銃風ライターをおもちゃにして遊んだ高校生の話とか、
いかにも叩きやすそうな「さあ、皆さん一斉に叩いて甘い陶酔感を味わいましょう！」と
「正義」の「甘い」お菓子を提供する。「正義」っていいよね、小さな自分を「大きく」見せられる。
アリスのお菓子も食べると家から体が飛び出るほどアリスを大きくしたり、
通りたいドアの鍵が扱えないほど小さくしたり。役に立たないわけでもなかったようだけど。
私は初めて児童向けののアリスを読んだとき、拾ったお菓子を食べていいのか？と思ったな。
「私を食べて」なんていかにも怪しい。
食べるアリスは馬鹿な子だ、こんな馬鹿な子だから変わった冒険が出来るんだねえ、
と、子供の頃から私は私。どうもおとぎ話は性にあわんかった。
「正義」風味のついた「痛いニュース」は私は食べない、あまりに「いかにも」だし。
私の愛しのタマネギ２号氏が「拳銃おもちゃ」の事件の続報を次々と出されていて、
情報管理能力やリテラシーを云々しつつ、はて、結局、この事件の被害者は誰か、の話は
もうどこにもないみたいだ、と、私は思った。(「私」が思っただけですけど)
「事件」の「情報」でもっとも「確か」だと思われるのは
「未成年」である「高校生」が小学生がしそうな「いたずら」をして
それを見とがめた「成人」の「警察官」が「平手打ちにした」ってこと。
「振り回してたおもちゃのライターは拳銃型で相当大きかった」とか
「その拳銃を乗客に向けて撃つふりをした」とか
「がらがらの列車だった？」「いやあの線でそんなことはあり得ない」
つまり、「殴られた高校生」は「悪い」としたい派が多いんだって、「私」には思えた。
「いつ出てきた情報が正しいか、なんてわからない」としながらも
流れ的には「殴った」警察官が正しいとしたい人が多そうだよね。
(タマネギがそう書いてる、とは私は言ってないよ)
もちろん、タマネギ２号の情報収集の熱意と奮闘ぶりは認めるけど。
「子供」である「高校生」が「大人」の「警察官」に「殴られた」って「事実」はどこに行ったの？
これが「正義」？「警察官」が「いたずらな高校生」を「殴る」ことが？
「虐待」なんて裁けないよね、これじゃあ。
だってこれが「正義」ならば明らかな「虐待」だって「しつけ」と言えるもの。
「何ヤッとるんじゃあ、こらぁ、おまえ警察、こい！と近くの交番まで引っ張っていった」程度なら
「ふーん」だけど、私は最初のニュースの時点で、「なんで殴るの？」と思ったな。
あと、その子の母親がまだ３０代とか、あれこれ拾い読みもしたが、
なんにしてもしつけの悪い高校生は殴られても当然、ってのが世間一般の「正義」なのか。
へぇーへぇー、だ。
「とにかく殴られた高校生が悪い」、にしてしまえば、世の中安泰、
「暴力警察官野放し」でもマンセーマンセー、ここ、どこの国だったっけ？
制裁が正義の国？正しいことってなんなのかな？本質って何？
情報管理よりも警察官に平手打ちにされた上にいろんなところで必要以上にさらされた高校生の立場って
そんなに軽視していいものなのか？
高校生は確かにアホですよ、まだ子供です、中学生に毛の生えたような連中です、
中学生も小学生に毛の生えたような連中だし、小学生も幼稚園児に、、って、はてがないな。
つまり「未成年」の立場はもう少し「守られ」てもいいんじゃないのか？
「情報」の「精度」、「公徳心」を云々するよりも。
「タマネギ」のしたいことは私にはどうもわからないけど、相変わらずタマネギで、とても目にしみた。
「平手打ちにされた高校生」を「叩く」のが「正義」、が正確な情報の取り扱い方なら、
わたしはそれはしない。子供に平手打ちを喰らわす警察官も信用しない、それだけのことだ。
不思議のネットの国のアリスさん達、気をつけてお菓子は食べようね。
「正義」テイストの「お菓子」の甘さはどんな？私は「辛党」だから、甘いものは苦手。
タマネギのはいだ皮を拾い集めて「後から出てきたニュースが正しいとも限らない」と得意げに書く
ただの「馬鹿」がいるから私はネット「タマネギ」が嫌いなんだよなあ、、
ま、タマネギの直接の罪ではないけれどね。
「警察官は逮捕された」が「不当だ！」って思った人は警察をまるで信用してないんだよね、
直接には全然知らない１人の警察官の「主観」を支持したようなもんだ、
警察は証拠もなしに身内を逮捕するほど高校生に優しいかどうか、私はそちらを怪しむ。
まあ「主観の相違」ってことかな。「衆愚」についた考えたくなった。
タマネギの結論はいかに？
(これ書いた後に巡回先に行くとちゃんとわかってる人はわかってたみたいで安心した。)
