休日雑記。

昔の日記をブクマしてもらったおかげでここ数年、連休の過ごし方が全然変わってないのに気がつく。
毎年近畿エリアの遊園地三昧やンけ、とこれは私のせいではなく、ダーリンの趣味です。
幼少期、遊園地につれていってもらえなかったダーリンはそのトラウマにより、オタクと化し、
遊園地マニアとなってしまったのでした。乗り物マニア、というべきか。子供の頃、あんまり優等生で
お勉強ばかりさせていると将来ロクな大人にはなりませんよ、のいい例ですな。ココロしておきましょう。
てなわけで、今年も遊園地に行ってました。あとは展覧会。人寄り場所でお子様寄り場所です。
もう子供達は野放しにしてもいいお年頃なんで楽しく親子連れをウォッチングしておりました。
眠いのか、あついのか、わんかわんかと泣いてしまうお子ちゃま達を、はて、いつまで根性見せるか、
と和やかに見守るのが好きだったりします。頑張れ、意地を通すまで泣き続けるんだ!なんちゃって、
そのまわりの大人達の反応もなかなか面白いのです。
泣いている子供の相手がお母さんだとまわりは「母親のくせに早く泣きやませろ」ですが、
これがお父さんだった場合、「母親は一体どこで何をしているんだ」的に母親をそれとなく探していたりします。
最近、お父さんと子供(達)だけ、も増えてきてますね、大変よいことで、なんとなくぎこちない子供の扱い方に
ふと声をかけてお手伝いをさせて頂くこともあります。わりに男性はそういう見ず知らずの人間の好意を
すんなり受け入れます、これは私が思うに男性の育児者がまだまだ少なくて、男の子供連れ、と言うだけで
なんとなく周囲が憐れみをもって見守るせいじゃないかと、男性はなかなか甘え上手で人からやってもらえても
「当たり前」に考えてしまうのかもしれません。これが女性の場合、
「こんな全然知らない人にまで声をかけられてしまう私の育児方法が間違ってるせいなの?」
と人によってはお手伝いのつもりが有り難迷惑になったりして、大変むずかしいものです。
育児へのプレッシャー度が男性と女性とでは遥かに違う、と私は思います。
小さな子供の相手は親も下手で当たり前、の意識が浸透するといいんですけどね。男女差別なく。
とは言うものの、幼稚園児には無理めな展覧会に「教育」(?)のためにつれてきているパパとはいかがなものか、
かなり待たされてしまってだんだん待ち疲れたお子ちゃまが「ママがいい、ママがいい!」と泣きはじめて
ただでさえ待たされ過ぎて険悪になってる観衆から顰蹙を買っておりました。そばにいた若いカップルが
「子供はもちたくないって思わない?」なんて、男性(!)の方が女性に話しかけてたんでううむ、と思いました。
女性も「私もあんまり欲しくない」とナイスカップルです、そのまんま別れずに一生を共にして欲しいもんです。
はともかくとして、幼稚園児にミイラを見せてもさほど将来に役立つわけではないですよ、
パパが見たいんだったらパパだけで見てもっとお子様はのびのび遊べるところにつれていきましょう。
気を逸らせようとしたパパの「塾とパパとお出かけ、どっちがいい?」の問いに「塾の方がいい!」
と力一杯答えていたファミリアを着たお子ちゃま、なかなか見どころがありました。
実はそのちょこっと前に私はそのお子ちゃまと暇つぶしに話しをしてそれでどうやらママのことを
思いだしたらしいんで、すみません、泣きわめいたのは私のせいかもしれないです。
いやはや、休み中もろくでもないことをしていました。パパ育児を手伝うつもりが結果的にこれからの若者に
少子化を促すようなあまりよくない方向へと、やはり善意とはあまりよいものとは言えない、としめるのでした。
大英博物館で私は安手のミイラ、つまり、数千年前の人間の死体の薫製をなにげに見ましたが、
今回そのインパクトはなかったですなあ。すごく混んでました。並んでまで見るようなもんじゃなかったです。