オザキ君とわたくし、、なんちゃって。

先日、尾崎豊の服のきれっぱし入りのナントカが売り出されるとどこかで読んで、
ゲロゲロゲロッピ、になってしまった私だが、ふと同世代も案外オザキは苦手だったようで大変安心している。
私はビンボな上方文化エリアの育ちなんで、尾崎豊の「卒業」が流行った当時、
丁度、高校生だったにもかかわらず「この「支配」からの卒業〜」と歌い上げられても
「卒業する前に行くところはあるんかー!」の方が気にかかっていたので(いや、もう決まってたんですが)
あんまりピンと来ず、わりにまわりのみんなも反応は「だってあの人「青学」だろう?」みたいな冷ややかさで、
「ボンボンが甘えやがってよう」のムカが多かったような、要するに多分あまりにみんながすれてて
オザキのココロの叫びが理解できなかったんで、私が生涯に出会ったオザキ好きの方は
やはり、同年代さんが御存じのように、繊細で真面目な、ややお育ちの良い方であったような気がする。
私もあんまり好きとか嫌いとかじゃなく、ただあの当時としては珍しくフォークっぽくメッセージがダイレクト
(おお、外来語を多用しておる、この気恥ずかしさ、わかって)だったような、だから売れてるんかな、
の印象しかない。「ふーん」みたいな、「ええんちゃーう、好きな人がいても」の反応だったので、
後に斎藤由貴となにしようが薬をやろうが、あんまり気に止めなかった。
ただ、私の知ってるオザキ好きはなんでかオザキが生きてる時からオザキを語るのに
「オザキは、、」と、おおっ、オザキの生き霊がおりてきたー!の独特なしゃべり方をしたので、
雑な私の中では「オザキ、危なし」のカテゴリーが出来た。
確か朝日ジャーナルかなにかで「若者達の神々」とか言う連載があって、それにも出てたような、
だから「オザキ=神様=私に用はない」となっている。オザキって、神様みたいだったもんなあ、
好きな人にとっては。オザキ「狂」というべきか「教」というべきか、、
それでそういう神様がお好きだった方が倫理の教科書に尾崎の歌詞を使ったの使わなかったのと言う
朝日新聞の記事を読んで「へえ」と思ったわけなんだが、私の知ってるオザキ好きな人は二人とも男だったので
女のファンはあんまりいないんかと思ってたらよそさまの日記でいたことを知って、うーん、また一つ賢くなった。
そういや、香山リカ先生もオザキが好きだったんか?私は朝日の記事を読んでやっと若者が素直に
尾崎のよさ、みたいなものを理解出来てるように思えたんだけどなあ。それほど詳しくないけど
最近車の宣伝ソングにつかわれてる「アイラービュー」なんて、それなりにいい。
でも昔「オザキ」のうたがちらっとでもいい、とか言えば、もうあんた、隔離、みたいな雰囲気もあって、
その中でオザキがおりてきてる人はそれなりに立派かもしれんが、そこまで入れこまんでも、の
もうちょっと中間層はないんか、で、そういう中間な人がやっと出てきたのはいいんじゃないのかな、
とちょっと思う。でもキレッパシ入りのナンカを買う人はいるんかね、謎。
私の雑な箱の中には窪塚洋介クンがオザキクンと共に入っている。二人が似ているようで、
ま、窪塚クンは死なんでよかったが、相変らず壊れっぱなしに私には見えるんでどうにかした方がいいと思う。
(よけいなお世話)
連休前半、ずーーーーッとお仕事だったダーリンが、ギックリ腰でチューリップを植えられなかったのが
この春の一大痛恨事であった私を再び湯治につれていってくれるそうなんでいってきます。
ほんのちょこっとのお休みに気を使ってくれてありがとうございます。しばらくお休みです。でへへ。
旅行に出る前の追記;
okanoaoさんというお若い方からブクマをもらって
(「2チャンネルもどき」ってブクマのこと?嫌味だ。)とあったのでこれだけには解答を。
2チャンネルもどきとはブクマのことではありませんよ、今もあるかどうかわかりませんが
「イタイ女のブログを晒すスレ」とかいうまあ「板」ってやつのことです。
随分昔のところまで読んでくれてありがとう。
でも学生さんなら私の駄文を読みあさるよりもまともな「ブンガク」でも読んだ方がためになりますよ。
なにか質問があればコメント欄にどうぞ、以前にも書いてあるのを御存じなように断ったりはしません。
ただ相手をするかどうかはこちらが選ばせて頂きますが。もっとも、それも旅行のあとです。
もう少し若いお友達ブログを探された方があなたのためでは、と「罵倒が基本」の人間から
アドバイスさせて頂きます。気をつけましょう。