ぐれたので少々さぼってみました、なんちゃって。
どうも書く気になれんのは、近所に住んでるオッチャンの入院やらで生活がばたばたして、
書くのになけなしのアタマをつかって体力を消耗するより温存しておいた方が、と、書くってのは
元気だってことだ、しんどいとなんにも思いつきもせんな。
オッチャンは内科の病気で入院となったんだけどやや老人性鬱っぽくて、手におえん。
しかもうちはいとこ達に医者が多いンでああでもないこうでもないと、本人も医者、息子も医者、
離れて暮らしてるのがお互い有り難い。息子は当直明けに帰って来た。
このいとこと私は同い年なんでまあまあ仲はいいんだけど、４０前にして未だ独身、うちの家系の人間にしては
背はあんまり高くないが顔は福山雅治似、バイオリンがひけます、の昔から大層売れセンなものの、
大学時代につきあってた彼女と結婚できないと、どうも男というのは結婚が遅れる。
兄弟も下がそうだった、（とかいいながら別れて３年後にちゃっかり結婚したが）心の傷は深いのねえ、、、
お見合いだって降る程あるのに「医者だからって結婚したいような相手とは結婚したくない」と
１０才下の従妹と同じようなこといって、全く、私は福山見る度に腹が立つわ。
そんなんだからオヤジが愚図るんだよ、ちょっとは心を入れ替えろ、なんてもう言いませんのよ、ホホホ、、
しかし、こういう緊急事態が起こるとと今までなんとなく見過ごされてきた問題が一気に噴出って感じで
それにも疲れるなあ、親戚だから対岸の火事みたいなもんだが、うちだっていつそういうことになるかわからない。
まあ、親の側にいるのは私だけなんで、なんとかなるだろう、うちはお金もないしね。
そういやこのあいだ親御さんの御葬式を出した知り合いのところがもめてるらしいと別の知り合いから聞いた。
大きなお家だから色々あるんだろうなあ、とこのあいだ一澤帆布の訴訟のニュースを見て思う。
いやはや、「骨肉の争い」って奴？兄弟喧嘩に金が絡むと本当にろくでもない。
もっともいとこのうちがそうだってわけじゃないけど、親子関係を見直す時期がきたのかもしれん、
いとこはオヤジがこわくて逃げ回ってばっかりだったんで、弱ったオヤジを見て少しは考えるかも。
３０過ぎても「オレはオヤジがこわい」なんて言ってて呆れてしまったからな、あれから１０年近く経って、
「オヤジがこわい」とまだ言えるのかね。こわい、なんて思える感覚があの頃でも少しうらやましかった。
私は親がこわいと思ったことがほとんどなかったんで、というか、こわいと思う程関わったことがあったかどうか、、
両親とも仕事している上に兄弟３人だからね、うすい関係だ、大人になってからつきあいはじめたような、
大体何をきめるのでも親の承諾をえる、なんて人に言い訳する時以外でしたことがない。
結婚でもなんでも勝手に決めて、反対されても聞くわけがない、と親も諦めて、兄弟のまん中だからか、
それとも私自身の問題か。母親は関係のうすかった、と言うか、母親曰く、私は
「昔から何を考えているかさっぱりわからない子だった」んでそういう子が側にいる方が
かえって有り難いそうだ、上、下、だとなんとなく自分と性格が似てるんでもやもやする、
と機嫌をとるようなことを前に言った。ものは考えようだ。
父ちゃんにとっては私は常に「自慢の娘」だったので、なんにも言われない。
子供の育て方に関してはあれこれ口出ししてくるが、一喝したらピュウッと逃げる、
ああッ、これって「老人虐待」？気をつけんといかんな。
