ああ、日常。

お嬢さん達の「友チョコ作り」に四苦八苦。最近の子供は男の子になんてなんであげるの?
なんていっておる。(マー、うちの子だけかもしれんが)
「女の子」のお友達同志でチョコを交換して食べる日が「バレンタイン」と決まっているようだ。
そういや、幼稚園時代に友達から真剣に「お金を払うからうちの息子にあげてくれない?」
なんて頼まれたことを思い出す。払ってもらわなくてもあげたけどね。
男の子の母にとっては一度でも息子が「もらえた」は大事なことだったらしい。
(これはどこかでも書いてあったのを見かけた、何のかんのいって、母親って似たり寄ったりかも)
悪名高きジェンダーフリー教育(?)をうけていても「女の子同志」とか「男子なんか、ええー?」
とか言ってるんだから教育が身につくかどうかなんてわからんもんだ。
格別悪いことをしているわけではないものが悪者扱い、「ゆとり教育」もその「理念」自体は悪くないし、
ようやく「総合」教育も板についてきた気がするのに、またどうなることやら。
施行された時きちんとマニュアル作りができてなくて現場まかせだったのはあきらかにその当時の政府の失策。
今は現場でがんばる先生はがんばってきて、なんとか軌道にのってきてるのにね、
(どこの世界もそうだろうが、良心的にがんばる人達が1割、それがあとの右往左往する8割を
なんとか引っ張って行く、そしてなんにもしない、はしにも棒にもかからないやたらに目立つ連中が1割、、)
今取りざたされるやり方は残念だ。といって、私もよく調べるまでは「ゆとり教育」を敵視していたが。
上の中学の娘は部活の男子には「お義理」でやれ、と命じてあって、チロルチョコをぞんざいに包んでもっていった。
娘の部活は今、大変もめている。「部活崩壊!」とでも言いたいくらいだ。
原因はわかっている、顧問の先生である。これがまあ、どうしようもなくつかえない人であるのは
前からわかってたんだが、1級上の保護者会の人たちは結構「まあ、まあ」でやり過ごしてたんで、
私もそのセンで行きたかったものの、つかえないやつをなんとか操作してつかうよりもさっさとお払い箱にして
新しい「いい」ものを!の人が保護者会でいるんで、いやはや。
ま、はっきり言って、あまりにもなーーーーーーんにもしない人だからね、この顧問の先生。
一応格闘技系の部活なんだからちょっとくらい指導するのが筋なんだが、そして前はちらっとはしてたんだが、
今の保護者会があまりにも先生を露骨に無視するンで、とうとう全てを放棄してしまった。
それで放っておかれた子供達は荒れに荒れてる、
女子部の方はうちの娘を筆頭に真面目が取り柄、みたいな子しか集まってないし、女子部の指導の先生は
まだ研修中の若い先生だがしっかりした人だし、なんとかなってるものの、男子部が荒れ果ててる。
主将の子が部室に部員以外の友達連れ込むようになってしまったし。
真面目だがちっとも勝てない子をいたぶるようなことをして、昨日やられた側が暴発してしまった。
全てを見ていた女子部が先生(女子部の方)に言って、保護者連絡となったンだけど、
男子部の先生は顔さえ見せず。指導さえすれば、暴れてる奴もいいやつなんだけど。
先生からかかわりを拒否されて荒れるのはなにも小学校1年生だけじゃなく、中学になっても
やはり子供は「指導者」を求めている。なにかを「してくれること」、その大人の「努力」に気がつかなくても、
なんとなく快適に過ごせたらそれで大人しく満足するのが子供なのになあ。
去年から引き続きずっと保護者会に出席して、遠征にほぼ全部つきあってきた私には、
小さな声でもお礼を言うんだから、悪い子達じゃない。
今の部員は「もうああいう先生だけど我慢しておこう」の姿勢が親にないから、子供にもそれが出る。
そして先生はそれを恐れて来なくなる、また、無視されたと傷つく子供が荒れる、ああ、悪循環。
まあ、あの先生が何もしないことに怒ってる親の方が正しいと私も思うんだが。
去年から持ち越した問題が煮詰まってきたかも。
娘には男子をチョコで懐柔しておけ、と指令してあるんでうまく行くといいが。
あとは保護者の皆さん方だな、これは、先生にゆるい、と見られた私にかかった火の粉を
なんとか去年振払ったんで、これからは、どうするか。と言ってもうちは夏で引退だ、
その後のことは野となれ山となれ。
怒ってる人はかなりのしっかりもんなんで別方向に変わるだろう。それもいいかもしれない。
ああ、日常、こんなことばっかり。