PTA活動の流れとか、、(最後の私信?)

上の子が3才で幼稚園に入園して以来、PTA活動に関わってはや10年。私は転勤族だったので
子供が通っていたところは私立であったり公立であったり様々で一概に「最近はこうなった」なんて言えないが、
このブログをはじめたころから、急に「専業主婦」なるものへの風当たりが強くなったように思う。
今住んでるところではPTA役員の一番最初の会で、「フルタイムの仕事をしているか」「パートか」
「小さい子供はいるか」「介護してる人はいるか」などと細かく言い合って、集まる曜日と時間を設定する。
ほんの3年ほど前、上の子が高学年だった時の役員会では、サラッと「専業主婦」である事も流されてたんだけど、
今、下の子の役員会では「えー、専業主婦?」みたいないわれ方を何度かした。PTA活動自体は
それほど大変ではなく(例外もあるが)役員になっても一切活動に参加しない人
(そのくせ次の学年での役員決めでは「去年しました」とぬけぬけ言う)を無視して、
主に「何かしなければいけない」の責任感のある人が集うので、物事は滑らかに進む。
でも中にはやはり「役員活動しないとー、何かいわれたら嫌だしー」の人もいて、そういう人に限って
かんじんの活動の時は「仕事があるから」としりごみし、ちょっと前まで、そういう人をなんとか動かすように
追い込んでたものの、いざ何かやらせると「こいつを使ってるヌルい企業はどこだー!」と言いたくなるほど
何も出来ないので最近は「ネコの手」以下ならないほうがマシ、でやっている。
「少数精鋭主義」で風通しもよく精神的にはかなり楽だ。
「何か社会に関わりたい」「どうしてもお金が必要だ」でパートに出る人はちゃんと仕事に定着し、
私が「専業主婦」である事にも理解を示す。「専業主婦蔑視」をしたがる人はどうも私のような
完全無収入純正専業主婦に「私はあなたと違って「仕事」しているの」と言いたいがため「だけ」に
外に出てるんじゃないか、と思うんだが、そういう人がフルタイムで働く人には「専業主婦」視されているのは
なんとなく哀れ。これって「専業主婦バッシング」の悪影響じゃないのかな。
いっそ家にいたほうが社会のため、の人がふらふら出ていって、世間に迷惑をかける。
お金にもさほど困ってない人が多いんだよね、しょっちゅう自分の携帯を新機種に変えたり、
子供に次々とゲームのソフト買ってたり、子供の携帯代が月数万もする、と妙に自慢げ
(はっ、これって私の「一点思い込み」かも、、)に話してみたり、
それだけでパート代はとんでいくように思うんだけど、どうなんだろう。
ほんの数年で私は人の考え方が変わってしまうのをまざまざと見せつけられて、
専業主婦がなんとも思われなかったのに変に意識されるようになって、それはそれですぐ影響される
おかしな人たちが去ってしまってPTA活動にとっては悪くなかったけど、今度教育基本法が変わったせいなのか、
「地域力」「家庭力」「母親力」みたいなものがうっすら強調されはじめて、PTA活動も
「やってる人がえらい」的価値観が復活してくると、またそういう電波を鋭くキャッチする人たちが
「やっぱり専業主婦よね」ともどって来そうな雰囲気。数年で変わる価値観に振り回される人たちと
戦わなければいけないんですよ、学校でも。
私の子供達が義務教育を終える頃にはPTA活動も様変わりしていると思うし、
できればいい方向であってほしいんだけどはじめから「専業主婦」志向のお母さんで
ちょっとテンション高めかも、の人も最近活動に混じりはじめてるんでちょっと要注意、かな?
どう変わるのは、本当に私にもよくわからない。
ところで「セレブ妻」になってカルチャーに行っても、そこにはより激しい一点思い込み主義な
恐ろしい主婦がいる事を、近所の農家にみかんもぎのパートに出たらみかんが食べ放題、に
あっさり純正専業主婦の座を捨てようかと心を揺らす「パチモン奥様」の私は知っています。
実家の母がそうなの、ずっと仕事をしてたけど思い込みは私よりさらに妄想爆裂系(遺伝か?)
ダーリンママ(自営業者の妻)もまた、、(涙)
これって世代の問題じゃないのかなあ、それとも年を取ると皆そうなのかも。
うちの実家の母はずっとフルタイムの仕事をしてきたのに何故か娘が「専業主婦」である事を誇りにしています。
そんな自分の人生全否定するようなことしていいんかー!って情けないんですけど、
自分が「働かされてる」って周りにずっといわれてきたから私が「専業」なのが嬉しいみたいなんです、トホホ。
娘が「エー、働いてないのぉー?」なんていわれてる事をつゆ知らず、、
いつも楽しみにみてます。見て頂いてるのには気がつきませんでした。
私のところには「はてな」外でちょっとおかしなのも来てるのであえてトラックバックは送りませんが、
前回と前々回の大変な非礼を心からおわびいたします。