「メンヘラ」という言葉の成り立ちに衝撃を受けるおばはんの私、、
頭の中身が「メルヘン」な人、とか、「面、小手」を「面、へら」とぼけてみた、とか色々考えたんだけどな。
まあ、精神疾患が悪口にあたるか否かというのもかなり問題だとは思うが。
そういや、この言葉を知ったところでは身障者をどうのこうのとかいてあったが、最近のネットでは
「女」つかうのに飽き足らず「身障者」である事すらをネタに使って相手を貶めようとするのか、
乙武君がほんの一言書いただけで信じられない書き込みを繰り広げたのはネット上の
「なンちゃって右翼」たちじゃなかったっけ？それの応用編かな？おやおや。
私にとってはなんで「南京事件」を「なかった」、「あるというやつは自虐」になるのかがよくわからん。
これは人類全体が抱える「病」みたいなもんで、「戦争」という極限状態で人間が何をしうるか、の
一つのサンプルにしか過ぎなくて、日本人もする、中国人もする、韓国人も、アメリカ人も、アフリカ人も
アラブ人も皆やってしまう醜悪な行動だと受け止めるのが冷静な人間の在り方だと思うが、
やはり「南京事件はなかった説」を信奉するのは自分のどこかにそういう狂ったタネを持っている事を
どうしても受け入れる事が出来ないんだろう、誰でも持っているものを受け入れがたいとは
一体どうしてそこまで自分を美化したいと望むのかねえ、皆に可能性があるからそれをなんとかしようと
努力するのが「美しい日本の在り方」だと思うけどね。私は数はともかく大勢の人間が亡くなったり
傷ついたりした事を悼む心を持ち、あえて「南京大虐殺」の言葉を使う日本人の方がよほど素晴らしいと思う。
それは豊かな優しさではないのかな。もっとも私もそれを持ってるわけではないんですが。
「皆がするから私もする」って最近出た日本人をあらわすジョーク集に忠実に
「皆がする虐殺事件、日本人だってした事あるもん！」で「南京事件もあった」とした方がより
「日本人的」、かもよ。「ない」と言い張る人はやたらと「日本人らしさ」とかにこだわるようだから。
そのくせ「大和撫子」のありかたには不勉強ですな。不思議な人たちだ。
教育再生会議の発言の詳細が今朝の新聞にのってて、ヤンキー先生の意見やら陰山先生の意見やら読ませてもらって、
なんというか、これでまとまりますかね、野依座長が気の毒になってきた。
それにしても家庭教育がどうのこうのとまたある、いやはや、「家庭万能神話」って感じ。
私は親が共稼ぎで明治生まれのばあちゃんと兄弟３人で育って、親と一緒に御飯なんか食べてませんが、
非行に走る事もなく、また兄弟３人共、早々に結婚もしてなんとか不況下でも生活を維持しておりますけどね。
外側から見れば多分「エリート兄弟」だと思いますよ、配偶者とか職業とか、経歴だけだけど。
「個食」もやってましたし、家の中もかなり雑然としてました（トーチャンの趣味は本をあちこちにつみあげる事）、
でも私の家のインテリアは「禅寺」、もっとも、気を許すとダーリンの本がにょきにょき床から生えてきます。
都内のエリートな兄弟の家もそうです。私は幼少期、「北一輝論」とか「裏声で歌え君が代」とか
まとまりのない本の背表紙を眺めながら飯を食っておりました。なんか逃げてるでしょう、日本政府。
これからあるだろうおそるべき増税から目をそらさせようとしてません？日本全体「夕張」化、
「いじめを見逃す方も加害者」なんて一体どこに責任を転嫁させるつもりじゃ！
日本政府が「家庭」いじめをしているのを見逃すな！！全く、もー。
