お産なはなし。

紀子様帝王切開予定、のニュース、むむ、2人産んだ経産婦であっても40過ぎのお産はきついって事か?
それともものすごく大きなトラブルをかかえているのか、まあ帝王切開ほど安心なお産はないと言うしなあ。
私なんぞ帝王切開にしてもらいたかった程だ。産道を通るのは胎児にとって最も危険だと聞いて、
ヘたれの私は陣痛も経験せずにすむし、いいんじゃないか、帝王切開、と心のそこから思ったが、
陣痛微弱で長い長い陣痛に苦しんでる時も呑気な主治医は「帝王切開なんて甘くってよ、ホホホ」
といってしまいやがった、。結局、子供のへその緒が首にきゅっと巻き付いていていきむ度に
子供の心音が下がってかなり危険な状態だったので大慌てで吸引した。上の子は、だから生まれた時
泣いてなくて小型掃除機みたいなので頭が吸い込まれいて顔も手足も真紫色で私はてっきり死産だったと
思ってしまった。即、別のところへ連れ去られしばらくすると情けない声が聞こえたので生きてるとわかって
大変嬉しかった。医療関係者である身内の話では泣かずに生まれた子供は泣くまで情け容赦なく
びしびしどつかれるので親の目の届かないところに連れていくそうだ。いやあ、生まれてすぐどつかれる子供、
なんか、私の子供らしい、とほほ。子供はある程度の大きさがあったので後遺症もなくすんだが、
私はずっと全く問題のない妊婦であったのでやはりお産は最後の最後まで何が起こるかわからない。
私の友達が同じ状態で子供を産んで身体が小さかったせいか子供だけそのあと3ヶ月以上入院した。
発達も遅れがちで、かなり心配されたがいまはもう元気だ。その友達の妊婦時代も体調に問題はなく
子供は小さめだけどお産が軽くてすんでいい、みたいに言われていたので出産時にそんな事になるとは
夢にも思ってなかったようだ。そういう例は数限りなく聞く。私は大きな総合病院で検診し、
また里帰りで同じく総合病院で出産したので、特にそうかもしれないが、入院中に、出産後、
一度は子供におっぱいをやりにきたと言うのに夜中に大出血して産科でないどこか別のところに運ばれて
そのまま帰ってこなかった人もいる。ベッドが血の海だったと隣のベッドの人が言っていた。
お産は本当に滅茶苦茶大変だ。高齢出産、頑張れ、紀子様
ところで子供を産む病院にもステイタスがある事を御存じだろうか、実は私もずっと知らなくって
自分がうちの地区ではナンバー1と言われる病院で産んで、入院中に同じ産婦仲間から知らされて驚愕した。
私の場合は転勤先でたまたまかかった先生がそこの有名な先生と知り合いで紹介状をまわされただけだったので
選ばれた方だけがそこで出産ができる(?)特権をもつ(??)とはゆめゆめ思わなかった。
そういや、待ち合い室に検診は受け付けますが出産はお断りする場合があります、なんてはり紙があったな、
なーんじゃ、それ、と私は思ったがよく聞いてみると不妊治療で有名な病院でもあったので、
なんか事情は特殊だったようだ。入院中、私はとてもぞんざいなパジャマ姿でうろうろしたが
皆様方大変お綺麗にしていた気もする。身内の医療関係者は男なのでこの手の情報には全く疎く、損した。
済生会とか聖路加もそうらしい。でも世の中どこにでもパチモンは混じる、と言う事で。
うちの子は二人とも生まれた病院「だけ」お嬢様。それで「トク」した事は、まだない。