そして謎が多く残されてしまいました、、

はて、いまだに「謝々」の意味が謎のまま私に残されている、あれはthanksであるのかsorryであるのか、、
ウーム、ビミョーだ。ネットの言葉は不可解。
それはさておき、せっかくなんで高学歴女性の結婚の難しさを私の知りうる範囲でちゃんと書いておく。
特殊な技能を持ってある程度の収入が見込める職についた高学歴女性というのはそれを一つの
「お嫁入り道具」と見なされるのは御存じだろうか。例えば女性が医師であった場合、まずお見合い相手は
医師に限られることが多い。あんまり商社勤めの高学歴高収入男性との見合いなんてないようだ。
むろん無数にあるどうしようもない医学部卒である場合は別かもしれないが最低、国立大学の医学部を出た場合、
見合い相手は開業医から降るようにある。それをお受けすると当然もう一生仕事をやめることはない。
それはそれで満足していれば幸せな人生と思うが、安い労働力扱いか、と私の従妹などは思ってしまう。また
「息子を医学部に入れるのに苦労したから嫁は国立大学医学部卒にして孫をちゃんとした医者(??)にしたい」
なんて話もある。はじめから自分に似た賢い子供を産まねばならない、という素晴らしいオプションつきの結婚、
「一体私は何のために勉強して医者になったのかしら、とほほ」とはその見合いを押し付けられかけた
私の友達の話、まあ彼女は同級生と結婚して四苦八苦してますけどね。もう他人を養うに足る収入を得ている女性は
ほぼ確実に仕事を止めるなんてことは出来ないんですよ、そしてもう聡明な彼女達は職を離れるなんてことも
考えてない。また優秀な娘を育てた両親達もそれを望んではいない。
低学歴(ホンマにこの言葉どうにかならんもんか)男性と高学歴女性が結びつく場合、女性の御両親が
どのような反応を示されるかおわかりになるだろうか。以前のエントリでふれた女医さん二人の場合、
一人の方は完全に御実家の御両親とは没交渉だ。もう一人は晩婚だったので好きにしろ、状態だったよう、
決して芳しい評価を下してもらったわけではない。もちろん結婚なんて今どき親の承諾を得る必要などない、
しかし娘を高学歴、高収入にした親が次に望むのは「玉の輿」で、元々真面目で責任感の強い女性の場合、
その親の期待を裏切るのは至難の技だ。高学歴高収入女性のバックにあるものはそう単純なものなどではない。
また、高学歴高収入カップルとなったところで女を待つのはやはりその旦那様の「家」、旦那様と
変わりばんこに働いて家事育児をしながら大学で研究を続ける従妹は九州出身の旦那様のお母様に
それはそれは苦しめられている。そのお母様もやはり共働きで研究をしながら家事育児をやってきた方で
むろん同じく研究者であられる御主人と全て分担してきたはずなんだがやはり息子となると話が違うらしく、
「私はここまではさせなかった」「ここだけは私がした」とそれなら専業主婦の姑を持った方がまだマシでは、
と私が思うほどうるさい。高学歴女性の状況は、同じく高学歴男性が高学歴高収入の女性とともに働いて
生活する道が拓けたほど、素晴らしいということはない。
さて、また私はブクマを読んで思ったのは果たして本当に専業主婦が専業主婦バッシング報道を目にして
人格攻撃されたという反応を多くしたのは本当かどうかなんだが、実生活で私の知る限りそういう反応を
示した人は全くいない。そんな報道があったことを全然知らない人も多いし、また知ったところで
「キ−ッ!そんなことないわっ!!」なんて反応も多分しない。と言うか皆うらぶれてるし、
もう打たれ強くなっててねえ、「フッ、またか、どうせ、家事なんかその程度よ」って
「専業主婦なんだからPTA活動でもしたらいいのよ」の声に従って黙々と炎天下で学校の草抜き、とか
会議室の掃除、とかに出かけるのが関の山、ネット上では怒ってる人がいたかもしれないが
私はネット上の専業主婦の声、みたいなのあんまりピンとこないなあ、、何となく作り物臭い、
ネットではなんにでもなれるのは皆が知ってることだしね、さてMr_Rancelotは果たして専業主婦の声を
どこで拾ったのやら、これは永遠に解けない謎なんだろうなあ、、
やはりあの最初のブクマコメントの意味が私にはわからないように。