「結婚」を考える、、、?

このあいだ「普通の結婚」という言葉を使って、じゃあ「普通じゃない結婚」ってあるか、と考えてみた。
不倫略奪結婚?子連れ結婚?と言ったところで結婚は結婚だからなあ、「普通じゃない結婚」なんてない気がする、
だから相対的に「普通の結婚」ってのもないのかも。
月曜日はちゃんと文章が書ける人が忙しくてお休みすることが多いせいで私の駄文にもよくブクマを頂く。
「男とは普通ではない」とついその場で出た結論を書いてお怒りになる方がいるのではないかと心配したが
そうでもなくてほっとした。私が言ったんではないです、私の知り合いのマダムが言った言葉です、
でもそこにいた皆、納得してしまいました。男性も女とは普通ではない、とお考えになる方が精神衛生上
よろしいんじゃないかと思いますです、そういやサイバラさんが別れた御主人のことをちらっと
「犬と思えば腹もたたない」と書いてたような、これは息子さんのことだったか?
結婚とはつまり「異文化コミュニケーション」で、お互い「変なやつ」とか思いながら暮らしてるもんじゃ
ないですかね、うちは少なくともそうです。私は読みもしないのにせっせと本を買ってくるダーリンが
あまりよく理解出来ませんし、ダーリンは私が塩を何種類も買い込んだりスーパーのはしごをしたりすることを
おかしいと言うし、ぬぬ、すれ違い夫婦か、と思うこと多々あります。
「普通」って感覚はやはり個々に違うので普遍的な「普通」ってないと思う。
あ、異文化コミュニケーションで思い出したけど、私は国際結婚をする人を心秘かに尊敬している。
同じ言葉を使って同じ国に育ったのにこんなにも違う男女が結婚する以上に大変だろう、てなわけで
海外で暮らした時、親しくしてきた人もいましたが全然アキマへんでしたわ、基本的に田舎者だし
「ガイジン」が怖い。(てこともないか?)流暢な日本語を喋るソルボンヌ卒のフランス人の知り合いが
どうしても日本人女性と結婚したい、と言う意志を持ち、私も何故か射程内におりましたが心の声が
フランス語、と思うとやっぱダメでした。本人曰く、日本語を喋ってる時は心の声も日本語だそうでしたが。
彼は私のまわりの日本人女性に片っ端からふられまくって、その後無事に日本人女性と結婚出来たのか、
兵役の手続きがどうのこうのでフランスに帰って以来没交渉で知りません。
こう言うのが「普通じゃない結婚」と言えるかな?「日本人女性と結婚したい」って、どんなもんでしょ。
でもイングランドにいた頃、どうしても英国人男性と結婚したい日本人女性と知り合ってやはり驚きました。
国籍で選ぶ結婚、人には色々事情があるのでなんとも。子供達の学校にフィリッピーナとか
中国人のお母ちゃん達もいるし。別に普通のお母ちゃん達です。
英国人と日本で知り合って結婚した人が一人いて、大変ですか?とつい聞くと他を知らないからわからない、
と当然のことを言われた。何回もするわけじゃないから比べようもないよな、でも中村うさぎさんなどは
前の結婚と今の結婚の違いを時々書かれて、フーン、とか思う。でも中村先生の結婚はやはり凡人とは違う気が、、、
ま、どんな結婚もしょせんは結婚、されど結婚、かな、結婚と言う行為自体が不屈の普遍性を持つのかも。