「妖怪大戦争」の「ヌルヌル」さがなんとも。

ゴーゴー夕張り」祭り第1弾、ということで「妖怪大戦争」、これがなかなかよくって三池とかいう
映画秘宝」大好き、グログロ映画監督だけど、宮部みゆきとか京極夏彦とか荒又宏とか水木しげる大先生とかが
ちらっと御出演の上に「グループ魂」でノリにのってる(?)阿部サダヲとかナイナイの岡本とか竹中直人とか
エンケン」とか(この人大好きなのー)もちろん「義経」で注目された神木くんとか、菅原文太とか、
豪華キャストで、実は何の期待もなく見たわりに楽しめたんでおすすめ。
しかしいつも気の毒に思うのは「ゴーゴー夕張り」チャンはあんなに正統派美人なのに永遠にこんな
「イロモノ路線」を走っていくのかしら、大体、私、あの子の名前が今パッと出ないわ、
そうそう「栗山千秋」だったね、このあいだ「女王蜂」に主演してたけどいつ「鎖刀」振り回すのかしらなんて
ドキドキしてしまった、日本は仲間由紀江ちゃんといい、かのチャンツイィー(「狸御殿」はなかろう?)といい、
なんで美人を「イロモン」にしたがるのかねえ、、、国民性に美人コンプレックスがあるのか?
それはともかく、私はストーリーを全く知らないで見たのであの「帝都物語」の「加藤」御出演には度胆を抜かれた、
加藤、あまりにも哀しいぞ、加藤、水木しげる先生の田舎で何をしている、加藤、そこまで落ちぶれたのか、加藤、
あんなへき地のだらだら妖怪掻集めて再び「帝都」抹殺か、しかも戦う勇者は子供だ、加藤、どうしたんだ、加藤!!
と実は嶋田久作の「加藤」ファンだった私は涙涙、、トヨエツはかっこいいんだけど、ああ、加藤、
やってることが物凄くお間抜け、しかも岡本の「あずきあらい」のあずきにやられちゃうし、
それでいいのか加藤、、、、!で、面白かったってわけ。なかなか「反戦」思想に溢れてたしね、
忌野清四郎の妖怪もよかったわ、水木先生が「戦争はいけません、腹がすくだけです」ってあー、いいわ、
そういう「反戦」、その通り、「戦争」なんて自分達だけは絶対飢えない連中だけがやりたがるんです、
戦争に行かれて片腕をなくされた水木先生のお言葉は深いです。「もういってヨシ」、の長渕剛が歌ってるだけで
永遠に見る気になれん「男達の大和」なんかより、ずっとたくさんの人に見てほしいですな、
栗山千秋ちゃんが無駄に時々ヌルヌルしたりしてそういったのが好きな方にはいいのかもしれません、
変な青汁飲んでる栗山さんが何となく可哀想です、いや妙に楽しめる映画でしたのでよかったです。
次は「あずみ2」です。ところで「反戦」といえば最近の歌でもっとも「反戦」だな−って思ったのは
ケロロ軍曹」の「ケロッ!とマーチ」です。「ケロケロ、いざススメ−、地球「侵略」せーよ」って
アアも明るく放送自粛(?)用語を並べられるとかえって阿呆らしくて「反戦」度がまします。
ケロロソング、全部入りであります」はここ10年ぐらいで最もウケたCDの一つです。
ところでホリエモン、8キロ減、3億円ダイエット、いーな−、セレブは。