ちと出遅れた感がありますが、、

山崎えり子の件。ばたばたしてる時のニュースで「エッセイスト」の「山崎」「逮捕」
なんて聞いて後は聞き逃しちゃったンでエッセイストの「山崎」って「山崎ナオコ−ラ」か?
なんて思ってたらなんとあの「節約生活のススメ」の人。
え、あの人って人気「エッセイスト」だったんか、「節約家」と思ってたが、
よく考えればそういうジャンルの「職業」ってないよな。
新聞では逮捕容疑の戸籍偽造だけじゃなく肝心の著作物の中でも経歴詐称があるとのこと。
それが一つの「売り」だった「ドイツ流シンプル生活」っていうのが怪しいらしい。
しかし「節約生活のススメ」の本は辰巳渚の「捨てる!技術」とならんで
よくできた実用書だという私の感想は変わらない。図書館で読んで面白かったので
ブックオフに100円で出てるのを見て買った。最近はムック出したりして、
この人ってあんまり自分の顔を晒したくないのどうのと最初言ってた気がしたんだけどなあ、
と思いつつ、まあ一回売れはじめるとそんなもんかとも感じた。
最初のがベストオブベストで後に続いた本はほとんどが最初の焼き直しの印象。
それでも家を建てて車もBMW、儲かったんだなあ、、
「ドイツに留学した事もある」「元公務員」っていうのが嘘らしいが、
今までなんでわからなかったんだろうなあ、そして今回発覚したのは何故?
確かに「節約生活のススメ」を読んで産休も育休ももらえる公務員を
なんで結婚してやめたんだろう、と思った。教員カップル、公務員カップル、なんて山ほどいる。
研修か何かで海外まで行かせてもらえるとしたらかなりの幹部候補に思えたんで
その点が不思議だった。辞めるにしても子供が生まれてからだろうしねえ、、
今回、経歴詐称は本人のものじゃなく出版社の意向もちょっとはあるんじゃないか、が私の考え。
「ドイツのやり方を本で読んで」よりは「ドイツで暮らした」の方がインパクトありますよ、
って言われた、とか。大体女性誌はいい加減だからな、私の同級生が一時期とあるハイソ系雑誌に
「読者」モデルとして出てたけど年令が思いっきり嘘だった。あといろいろ、
「おい、おい」ってのがあって、でも本人は学生時代いい子だったので他の同級生と会う度、
きっと本人のせいじゃないよ、と言い合ってた。
もし本が売れてなかったら不起訴とか全然人に知られずいられただろうに、可哀想。
でかでか「逮捕間近!」とやられてる西村真悟議員ほど悪い事してるわけじゃなし、
「節約生活のススメ」はお買得。お勧めです。
ところで「水に落ちた犬を叩くような」って表現をちらっと昨日読んだけど何を言う、
うるさい犬が自分のミスで水に落ちた時は徹底的に叩くに限りますがな、
あまり苦しまないようにぐっと水に押し込んでとどめをさすのが本当の親切っていうもの、
てなわけで西村議員は叩いてよし!
他人を叩く前に自分のホコリをちゃんと払っておくべきでしたな、真悟ちゃん。
どうもこの人が何か言ったりしたりする度、「私は真吾」っていう
うめずかずおのマンガのタイトルがうかんだ。あれ嫌いだったんだよねえ、、わかんなくって。
ま、今回、どっちかって言うと自分のケツも綺麗に拭けてないくせに他人を罵ってばっかりいた
「私は真悟」チャンの方が悪い。女性「エッセイスト」は嘘は言ってても
それほど罪がないと思うのは「節約家」に憧れつつなかなかなれない私の性格かな?