個人的事情、愚痴やら自慢(!)やら。

昨日はちっとわかりにくい文章書いたなと反省。ま、自分的に愚痴をこぼすぶんにはいいんだけど。
要するに東大を権威なんて言ってるようじゃダメだよって言いたかったんだよ、学生がそれに気付いてるようなのが救いか。
教育問題になると「けっ」と思う事多くてほんま腹立つ。まわりの私学志向にどれほど悩まされる事か。
上の子を公立の学校やるってことでギャンギャンあっちこっちから言われた。大きなお世話。子供と話し合って決めた事だ。
いくつかの選択肢を示して、どこへいってもいい、と言われて子供は地元の公立を選んだ。
担任の先生すらこの選択に驚くってとこがなんか哀しい。出来がいい子を持つってのもそれなりに苦労だ。
「いや、女の子やし、」って言い訳しても「これからは女の子もまともな学歴つけとかなきゃ結婚も出来ん」の
「今どきの東大生は共働きを望むやつが多いんだぞ」の、一番パンチだったのがダーリンママの
「世の中のお母さんたちはみんな揃って教育熱心やのに、あんた、教育不熱心ママやね」、そんなこたあないっっ!
そこらへんにいるPTAママよりャずっといろんな事に詳しいよっっ!だから塾にいかなくってもうちの子、
ぶっちぎりにトップなんだよっ!私に金をくれッッ!私は出来のいい家庭教師なんだよっっ!
どこからか、地域で学力低下を調べるとかで実施されたテストで飛び抜けて成績がよかったのがもれた。
どこの塾にも名前のない子だったってことを塾の講師達がわかるって、情報監理とかってどうなってんだ?
いっぱいスカウトきたんだけど、塾から。山のようにある塾が生徒を取り合うって言うのは聞いてたけど
テストの成績のいい子も取り合うってのは知らんかった。私を雇えっ、塾!とかいいながら
他所の子を教えるのはちょっと遠慮。めんどくせえんだよ、他所の子は。
しかし少々成績がよくて小金があればみんな私学に行くのが当然と思うのはどうにかならんのかね。
子供の公立校の友達と話をするけど結構みんな面白いしちゃんとしてるよ。
もちろん私学の子達もちゃんとしてるのはわかってる。でも公立は思われてるほど荒れてはないんだよ、
少なくとも私はそう思う。いろんな子がいる、そして悪い子は特別目だつ。だからってみんな悪いように思うのは間違いだ。
それに悪そうに見えてそれほど悪くないのもいるし、いろんな子を見て育つのだって大事だ。
私は「理想的な環境で理想的な子が育つ」とは思っちゃいない。まるで強迫観念のように奥様方は「理想的な環境」を
追い求める。「作る会」の「書籍」(だってマンセー組はそう呼ぶんだもーン)のことだって心優しい奥様方は
「あんな恐い本、公立でつかわれるんだったら、うちの子は絶対私学入れなきゃ」っていう反応。
そういうのが狙いなのかもね、あの運動。
どんな環境であれ与えられた場所でなんとかやってく子を育てる、いろんなところにいって住んだ私はそう思う。
「理想的な環境」で育てられた子供が出ていくのは決して「理想的な世界」ではない。
もちろん「私立校」が「理想的な環境」かどうか大いに怪しいしね、それを高い金払って我慢するってどうよ、
ただでさえ高い税金払ってるって言うのに。まあなんだかんだ言ってまだ上方方面はちゃんとした公立高校がある
ってのが強いわな。元旧制中学のプライドかけて「やったるでえ」の先生もいるしな。
子供がどこへ行ってどうなるかは子供次第。
それを脇からあれこれ茶々入れられないようにするのが親の役目とおせっかいな親戚達と戦う、
まあ、心配してくれんのは有り難いんだけどね。