ちょっとつけたし。

うっかり、「陰陽師」読んだっていれとくの忘れてたわ、あれを解説書なしに読める人っているの?
どんどん難しくなって、背景も凝っててよほどいろんな知識がないと理解できないと思うが、どうよ。
結構博学なダーリンでさえ、私が指摘したとこ、「え、そういう意味だったか?」なんて言い出す。
そうなると私が思った事が本当かどうかわからなくなって困る。9巻「玄武」の「瓜仙人」のエピソードは
つまり真葛ちゃんが「うれ頃になりましたよ、もう食べられますよ」という、「破瓜」のイメージをあらわしてるのだろうなと、
それにしたって、処女と寝るって事を「瓜をわる」なんて言葉であらわす事知ってる人、少女漫画読む世代にいるンかね。
私は阿呆ほど昔から本を読むので高校生ごろには知ってましたが、それが決して一般的とは思わなかったぞ。
それから折々はさまれる歌の「助平え」な事ってないぞ。わからんと思って書いてるンか?
「貝や拾わん、ノリやつまん、」なんぞあんまりセキララすぎて思わず赤面するぞ。いろいろ指摘すると
お前はそんな事にしか目がいかんのかと言われるだろうが、おう、そうよ、目がいかんね、
私は長い事、真葛ちゃんが人間とは思ってなかったからな、私の理解力にも限度があるんだよ、
どうにも漫画はわからん事多い。ストーリー自体はおおかた先が見えてるし。
それにしてもこの本が「陰陽師」ブームの元と言うのは本当か?
ブーム時代、私は育児で忙しかったのでよく知らんし、知ってたとしてもどうにもオカルト系とは相性が悪い。
なんやらもうすぐ完結巻が出るそうで、本当は12巻で終わるはずだったらしいがそれはもうチャラになったんだね。
趣味性の高い本だわ。
今日は浮き世のおつきあいで半日家を開けていた。「浮き世離れした」系の奥様たちとのおつきあい。
それもまた楽し。たまには。
金井美恵子を久々に読むと面白い。中学生時代にはまってしまった事があった、三島由紀夫とチャンポンで読んだ。
嫌なガキだったわ、ゎたし。
結婚したばかりのころ、ダーリンを迎えにとあるところを歩いてた時、ふと、ずーと昔に読んだ「愛の生活」を思い出した。
ああ、なるほど、って思った。なかなか幸せな記憶だ。しばらくこの人にはまろうか。
秋からはまた歴史系だし。野口武彦先生がしばらく朝日の書評欄をお休みしていて寂しかった。
野口先生お勧め本も読んでみるか。夏はやっぱ読書よねえ。