ネットで何かと評判のお馴染み！「風光る」でまたまたお決まりの悪役ふられてる徳川慶喜君、
実は調べてて私はこの人が幕末でもっとも好きな人である。
結局慶喜君が一番いけなかったのは大変なイケメンであった点だなあ。
しかも女性に結構優しい人だったようだ、ここがもっとも幕軍マンセ−、武士道命！の阿呆たれにうけが悪いとこだと思う。
いや、なかなか、女連れて逃げられませんよ、できますか？できんだろうねえ。
こんなに勇気のある事やった人に罵詈雑言とは日本人はちいせえ、ちいせえ。
なんというか、いわゆる「江戸っ子」の人にうけが悪いようなのはもう一人勝海舟君がおりますがなんですかね、
江戸っ子ってのは馬鹿がやるもんなのですかい？勝先生、こんな連中一度燃しといた方がよかったんじゃないですかね、
歴史がだいぶ変わってたろうに、そういや太平洋戦争でアメリカ軍にさんざん燃されたくせに日本人、アメリカ好きだよねえ、
国民性にマゾの要素あり？私はされた事は永遠に恨みに思うねばい上方人気質ですが。
慶喜君がへたれだったおかげで江戸の町は炎上しなかったというのに寛永寺焼いた彰儀隊なんかはヒーロー扱いとは解せん。
あ、寛永寺だっけ？あんまりこっち方面興味ないからあやふやだ、なんか、意味なく戦いたがる連中って嫌いなんだよな、
そういや、大分前にたかじんさんの「そこまでいって委員会！」で橋下弁護士だったか？が軍隊もつのは当然の権利、
田嶋陽子に「あなたが襲われた時彼氏が暴力反対なんて言って助けてくれなかったらどうしますか？」なんて
さもわかったような事いってたけど、それじゃあ、やって必ず勝てる自信はあるのか？その根拠のない自信はなんだ！と腹が立った。
相手が無茶苦茶強かったら殴られるだけ無駄じゃないか、それより大体そんな別の男に襲われて誰にも
助けてもらえないとこ連れてくような彼氏とはつきあうなと思うがな。力のない彼氏は許せても頭の悪い彼氏は許せんね、私は。
歴史物を調べてて腹が立つのはとにかく、すごく下らん主観で結論を下すとこ。
慶喜君は顔も頭もよかった人なのにそれが阿呆にうけが悪かったとこなんだよなあ、
例えば慶喜君が鳥羽伏見の戦いから逃げなかったとして絶対、勝ててたかなあ、
私は慶喜君以上にへたれだった幕軍が勝てた気はせんけどな。
慶喜君は竹中直人似の叩き上げ父ちゃんの子であったばっかりに実は幕府からも嫌われもんだったから
幕軍に「この首どうぞ」と味方から裏切られかねなかった人である。
だから維新後生き残ったへたれ連中からボロカス言われそれが今に至るって事。
でもそれがまったく的を得ていない事は常識と良識をもって調べてるとわかる。
司馬遼太郎をはじめとするいわゆる「戯作者」は所詮思い込み激しい妄想系。
松平容保と慶喜君が従兄弟同志なんてこれぽっちも書かないし（慶喜君の父ちゃんと容保君の母ちゃんが姉弟）
容保君に弟の定敬君がいたように慶喜君が昭武君ていう弟を京都に呼び寄せて
渋沢栄一つけてパリ万博に派遣した事なんてめったに触れない。なかなかいいお兄ちゃんだったようだ。（明日に続く）
