煮えてるなあ。

毎朝新聞読んでチッとかいってる私は極めて幸せだなと思いつつ、
昨日までの戦後60年特集「私達がいる場所」なんてエッセーがどうにも
きな臭くって朝日もすっかり右傾化したぜと思ってたけど、今日の対談は
なかなか良かった。意外にも私は梅原猛が好きである。妙な事いう時もあるけど
今日の対談に関する限りいってやれよ、もっと、と応援してしまう。
歴史なんてモノはとにかく金をもってる側とかキ○ガイが適当に作って
いうたもんがちで世界の中心で叫ぶようだからちゃんと調べた良心的普通人が
小声ではなく静かにでも根気よく真実に近いものをの述べるべきではないかと
いつも思っている。そうすると学ぶべきものは沢山あるし事が起こった時に
どのように対処するべきか手がかりが見つかるんじゃないだろうか。
戦争はやはりいけない、とか人は殺すべきではない、とか私だけが正義だ、
とか言わずにね。少なくとも、前にもこんな事あったわけだしーという既視感は
人を落ち着かせるに足るだろう。昨日までのインタビューを見る限り、
あんまり頭のよくない私でも思想にも流行り廃れがあるらしいと言う事は
漠然とわかる。今はちょっと右がかった事を言う事がはやってるんだろうね。
若いころ左がかった事はやってた世代はきっとその当時左がかったモノの言い方
したただろうし、その少し後世代は右がかると言う事をあまり知らずに育っただろうから右っぽい事が
新鮮に思えてるだろうし、結局どっちでも本当はどうでもいいんだろう。
流れに逆らうようなしんどい事はしたくないもんねえ。
やっても無駄ってわかってる事に、手を出したくないのは人情だ。
でもわざわざとうとうと流れを速めるような事を公人がするべきじゃないと思うね。
それにしても朝日新聞、今頃なんで「司馬遼太郎」なの?
こいつ、右翼じゃん。大嘘つきじゃん。なんで分冊で司馬遼なんてだすかね。
坂の上の雲」なんて思いっきり右翼のおっさん御用達じゃン。
それを当時は「左翼的」がはやってたから映像化はしないでくれなんて
煙幕はって隠してたのに今右流行りだからぬけぬけと出してくるの?
母ちゃんのみどりちゃんがいいっていったから?嫌な女だねえ。
前夫人との結婚歴も年表にのせろよ。司馬遼財団、金に困ってる?
なんか司馬遼太郎盛り上げムードにより右傾化をみてしまうわたしは
悪いけど右でも左でもなく「上をむいて歩こう」派だ。
お気楽一番、むち打ちにでもなってギブスはめたようにまっすぐ前をみてるのが二番目にいいかな。
我慢せずに育った世代だから「欲しがりません勝つまでは」なんて到底できないのよ。
戦争は嫌だ、それだけ。