人生雑記。

娘の大学の同期に「婚活アプリ」を悪用して遊びくるっているド外道がいるのに

あきれてしまったが、よく考えたら私にもド外道系の知り合いが学生時代存在した。

今付き合いがあるかと言えば、時々うわさが入る程度なので結局そうなるな、と、

人は自然と価値観の合わない人間とは行きあわなくなっていく。

これが大人になる醍醐味やね。

娘の会社の同期の婚約者がやはりアプリ活用系の阿呆で、ばれても「本命はお前」と

悪びれないらしい。「そんなのと結婚するのー!」と娘同様私も驚いている。

しかし本人は「もうわかってるし」と頑なでいちずというのか、意地になってるのか、

その決断は誰にも覆せないようで、「周囲が何を言っても本人が決めたことだからね」

と、かつての私と同じ意見を娘は持って、

しかし、私の年齢になるとその後の悲惨が「答」としてあるので暗澹たる思いがする。

人間はいつまでも我慢できないもので、

「浮気のお許しを得てきた!」と思い込んできた相手にとっては

青天の霹靂のような「別れ」が待っている。

「今まで許されてきたのに、なぜ?」となぜか被害者であるがごとく阿呆は思うが、

相手の器が壊れるほど我慢を強いてきた自分をどう思うのか、

結婚前に引き返せるなら引き返したほうが双方のためだろうが、

人類は同じことを繰り返すのかね、、

年をとって一人になる男は、ずっと一人で生きてきた男女よりみじめに思われるのは

私の気のせいか。熟年離婚の理由がわからない男は多そうだが、妻側にはわかる。

「公認の浮気」って実は存在しないんだよな、これは男の妄想じゃないか。 

我慢にも限度がある。自分が我慢しない人はそれがわからない。

そういう連中が「本命!」だとか、逃げられても未練を持つ相手は

自分と違って真面目で自分がほぼ「初・彼」で同じ大学、良い就職先、

しっかりした裕福な家庭で何不自由なく生まれ育った可愛い女の子で、

かたくなに「この人と結婚しなければ!」と思い込まなければ

引く手あまたなのだけれど、たぶん唯一の難点が

「最初の彼とちゃんと結婚しなきゃ!」の貞操観念なんだろう。

きちんと育てられたことが、女の子にとっては時に自分を縛ってしまう罠になるとは、

なんだかおばはん、悲しい。うちの娘たちにもそういう部分はある。

ゆえに「結婚は失敗しても良いものだから」と最近は教えている。

「浮気する、手を上げる、借金する、これ、一つでも一回でもあったら即離婚」と

そういう相手と結婚する娘たちではないが、万が一のため繰り返している。

うちは「パパを泣かすようなことをしてはいけない」というと

娘たちは一番よくわかるらしい。良かったわ。(涙)

女の子はつらい。その親も。でも娘を持つ幸せ、無限大。たぶん息子も。おわり。