はてなブログ雑記。

クラウンメモにちょっと飽きたのでネットで拾った話題をメモ。

久々に琥珀先生をホットエントリで見かけて、

ずいぶんあおりっぽいタイトルで何があったのか、と思ったが、

実は一番書きたかったのは書き出しにあった、

はてなではまるで「仙人」扱いされている京大卒の某氏の

昔のえぐいツィートだけじゃないか。

生臭いことを思いつくもんだ、と京大卒の彼に漠然と抱いていた好感を

私は一気に失ってしまった。

かの内容は、「本当の金持ち」のすることにしては少々物寂しく、

「本当の金持ち」が金をばらまいて

貧乏人が奪い合うのを見てるだけしか楽しみがないことはなかろう。

そういう人間もいるだろうが、「金持ち全員がそうだー!」と思うのは

「貧乏人は全員不幸だー!」と叫ぶのと同じくらい芸がない。

金がないのは確かに不幸だし、金持ちは多かれ少なかれ確かに傲慢だ。

それでも貧乏人だらけのこの社会で不幸な人間しかいないかと言えば、

貧しさに慣れている人のほうが多いしね、むしろ「金のある状態」が想像できない。

小金持ちが考えるほど不幸そのものでもなかったりする。

法外な金持ちをうらやむのはそこそこの小金持ちだろう。

ファーストクラスにしょっちゅう乗っている人は

プライベートジェットを持っている人間をうらやむようなもので、

貧乏人は法外な金持ちに出会う機会なんてないしね。

私は貧乏人なので金持ちの嗜好はわからないし、

港区女子であれ、パパ活女子であれ、彼女らは何らかのほしいものがあって

手っ取り早くお金を集める手段としてその手の行為をするのは理解できる。

わたしに理解できないのは、その手の女の子たちに金を払う側、

セックスのみがその要件であれば手に入れるのはものすごく容易なはずなのに

それだけではない、その行動の迷走ぶりは何が原因なのか、

不思議なことにそれを解明しようとする社会学者やコラムニストはいないのだよなあ。

港区女子」だの「パパ活女子」だの、

ある程度若い女の子をいたぶるような言説だけが世間にあふれる。

つまりはそれを好んで金を払う層が多いということなんだろう。

弱い者いじめは社会的に楽しいものなのか、

琥珀先生のエントリに戻れば金を使って他人に気まずい思いをさせるようなことが

「レジャー」ならば、永遠にいじめはなくならないだろうし、

それが社会、人生なんだろう。

それでもそれを「是」と私は言いたくないし、たぶんこの先も認めない。

社会に、世界に、人生に、金がなければ絶望しかない、

そしてその金の量も、他人を殺しても平気でいられる程度でなければ意味がないなら

人の命のほとんどに意味はない。

それでもそれが真実かと言えば、そんなことはない。

どれほどの貧しさの中にもどこかに明るさが見える瞬間はあるし、

金が絶望しか生まない場合もある。

希望のない言葉をつづることだけが知性の表れでしかないならば、

昨今の反知性主義は生きるために必要な現象だろう。

知性は人を豊かにするために存在し、

金は自分も他人も幸せにするために存在する。

それを信じることができなくなったなら、もう書く意味なんかないんじゃないか、

琥珀先生、コロナでお疲れですかね。

最近は、ハフポの話題と言い、うんざりするような話をつづって

どこかの集団が悦に入るようなものが多いですな、

琥珀先生、その片棒をかつぎますかね、と少々がっかりしたのでした。

ま、とりあえず、浮世離れしていると見せかけてブロガーというのはやり手ですな、

とメモをしておこう。ネットはばかばかしく、面白いな。おわり。