日常。

空気冷涼なる5月、そういえば、結婚式のシーズンでもありますな。
上の娘が今度遠方まで結婚式に出席しなければならないそうで、ぶつぶつ。
「けちこさんなので新幹線代も出るかどうか。」と、高校時代の友達で初の結婚式。
今までは大学のばかりだった。やはり「文系・理系」の違いか。その友達は文転したお友達。
「結婚ラッシュ」はまず就職して1年目でおこるようだけれど、ゴリゴリ理系の下の娘は高校時代の友達はまだ学生が大半。
「大学の友達が先になるかな、でもそんなことはなさそうな」、娘の大学の友人はゴリマッチョなキャリア系。
「就職した男子の方が早いかも、長いお付き合いの彼女が多いし」と、なるほど。
ただ、親の目からすると、早めの結婚で早めの「バツ」つきの話をちらほら聞くので、慎重に、とは思う。
以前、早めに結婚したものの、いつまでも大学生気分が抜けないまま、別居していたカップルが離婚した話を聞いた。
別居して、元妻側がなかなか話し合いにも応じなかったものの、精神的に参った夫側が仕事を辞めると
あっさり離婚に応じたとか。「ちゃっかりモノやね」と話を聞かせてくれたマダムがしみじみ。
仕事も配偶者も30前で失くした男性側はどうしてるんだ、と思ったが、心機一転、別の仕事に就いたそうで、良かったね。
なんとなくだが、女性側がやいやいいってした結婚は、子供を早めに作らないと離婚で終わる場合が多そうな。
それを知っている今度結婚するお嬢様をお持ちの奥様は「さっさと子供を作りなさい」とせかしているそう。
同い年カップルはそうしたほうが続く気がするな、人間は、そんなものよ、、
下の娘の友達の話に戻せば、真面目でもともと結婚前提でずっと付き合ってきているようなので、大丈夫かな。
仕事で忙しくなる前に結婚するかも。
「ただ、どんなに仲良くしてても、式には呼んで貰えないと思うのよ、こういうので「男女差」があるのよね、、」と、娘。
「ぜんぜん、そんな関係ではないけど、やはり彼女さんとしたら、あんまり私たちのことをよく思えないんだよね、
彼女さんより、優先されることが多い付き合いだったし。」と、卒業旅行も一緒に行ったしね。
娘は完全に「群れの仲間」なので、男の子と言うのは、彼女との付き合いより「群れの仲間」の付き合いを優先しがち。
それでも彼女にとって「女性」であると言う点で、しっくり来ないだろう、気持ちはわかる。
娘がゴリマッチョな工学部に進んで、私は「男の子」が少しわかる気がしてきた。
「群れ」への忠誠は動物並みに強い。「群れ」の仲間が傷つけられたら全力で守りに行く、「好意」とはまた別物だ。
それを理解できている彼女さんはえらいと思う、でも面白くはないわな。
「結婚式、行きたーい!」とのんきに言ってる下の娘。
「遠いところまでいきたくなーい!」と言う上の娘。平和ざんす。