お嬢様のこのごろ。

たまにはお嬢様がたの記録を。
上の娘は最近ボーナスが出て「半分は貯金して半分は使う」で、かばんと時計を探している。
時計は新社会人になってからずっと探しているのでまだ買っていないのかと聞くと
「だって、気に入るのがないんだもの」
娘は高いものに興味がない。ブランド物にも興味があまりない。
実用性が高く可愛いものはあまりないようだ。
かばんも同様で、「これだー!」がないと手を出す気にならないらしい。
ものは「出会い」だからね、探しているとないのよ、と言うと妙に納得される。
とりあえずのものはもう既にあるので、必要にさほどかられてないのも、見つからない理由か。
でも「夏までには必ず探す!」と決めているので、そのうち見つかるでしょう。「欲しい!」気持ちは大切よ。
一方、まだ学生の娘からは、先日「悲報・お盆しか家に帰れなくなりました!」の連絡が来て、
毎年のことで驚きもしないが、あまりに忙しいので去年の動向など忘れているらしい。
大学の予定、大学の部活、大会、インターンシップ、もろもろがあるようで、毎年毎年忙しいね、それでもまだ色々したがる、
貧乏性なのか、じっとできない性質なのか、体を壊さないでいてくれたら、もうそれでいいか。
彼女が家でじっとしてくれるのは親知らずを抜きに帰る時だけだわ、、(遠い目)
ところで、最近の子は自分にお金を使うより、親や兄弟に何かをしてやりたがる話をよく聞く。
娘は、ほかの子は月に一回は親に食事をおごっている、と記念日以外でもなにかしらしたがるが、
親の立場としてはうれしいけれど、そんなことをするよりもっと自分で楽しんで欲しい。
己の若かりしころと比べると、子供世代のあまりの出来の良さに目がくらむ。自分がしていないのに、してもらうのはつらいのよ、、、
私の周りだけかもしれないが、子供が自発的に色々してくれて恐縮している親は多い。
特に娘が親に何かをしたがるのは、不思議な限りだ。「お母さんにあげる」とまとまった額を渡された人もいる。
当然、娘の将来のための貯金になっているが、なぜ、こういう発想を持つのかさっぱりわからない。
最近の若い世代の豊かさの確かめ方が変わってきているのかな。心豊かに育ってくれた、と言うことか。
私の周囲はバブル時代に馬鹿にされながら早めの結婚・出産をした真面目で質実な人間が多いので、
その子供世代が同じく真面目なのかもしれない。
「家族を大切にする若い世代」とは「保守化だ!」とまた非難されるだろうか?
親子ともども非難に馴れて育った世代かもしれないな。
実家母が入院、手術となったので、しばらくネット日記はお休み。