雑談。

先日、都内在住の兄弟が帰省して都内の医師事情を話していたとき、「東京は国立大学の医学部が少なすぎる」の話題になった。
人口に対して圧倒的に国立医学部が周辺にも少ない、私大医学部は山のようにあるのに。
「関西はなんだかんだで、京大、阪大、神大、府立医大やら滋賀医大やら、国公立の医学部が人口に比して多い、それに比べると東京の私大卒医の多さは異常」
「山ほどクリニックはあってもいい先生にめぐり合える確率はきわめて低い」と、
決して私大医学部卒の医師が皆出来が悪いと言ってるわけではないけれど「医者の出来の西高東低ぶりは異常だ」とぷんぷんしていたわ、
いい先生のところは行列になるとか。で、今兄弟が持病でかかっている先生がたは調べると皆国立大卒らしい。
兄弟いわく「医者の中には国家試験が能力のピークの連中がいる」と、本当は国家試験のあと研修を終えて勉強をはじめないといけないのにね。
兄弟のはなしを聞いて私が気になったのは、都内では完全に専門医制度が整っているらしいこと、故にかかっている先生も数人いる。
具体的な病名は避けるが今のところ整形と内科にかかっていて、それぞれの先生が所属する病院が違うので、いちいち曜日を変えて診察に通う。
この手の専門医制度は便利なんだか、不便なんだか、昨日、私としては久々にホットエントリで見かけたなとろむ先生によるとやはり弊害はあるようで、
ようは「かかりつけ医」の腕次第、ということだろうか、しかしその「かかりつけ医」がどうしようもなかった場合、とんでもないよな。
大学病院勤務のいとこの話によると、専門の知識はそれぞれ深くなってもそれ以外の知識を増やすのは難しいようで、それがいいのか、悪いのか、とは
総合大学病院の中にいる医師も考えるようで、それをこの先どうするか、がまた話し合い、となるんだろう。
ところでわが兄弟は私と違って身内の医者にかかるのが苦手らしい。決して信用していないわけではないのだが、なんとなく居心地が悪くなるようだ。
その気持ちは私にもわかるわぁ、、(涙)
と言っても、背に腹はかえられない時は相談しているので、まったく都合のいいことよ。
私はおとなしい人間なので親戚が引き取りたがる。若干、実験台のような気が。
出来ることなら、あまり医者の世話にならずにあの世に行きたいものよ、、