日常。

子供たちが帰って、行ってしまったあと、何が辛いかと言うと、「美味しいものが一人では食べられなくなる」だったりする。
「これを食べさせたかった」と必ず思うのだよね、用意は常にしてあるものの、お嬢様方はそれぞれに約束があるのでな。
「一人で美味しいものが食べられない」は今のところ数日で平気になるが、孤独のエッセンスのかかった食事はしょっぱいわ。(涙)
そういえば、私は疲れると何故か味付けが濃くなる、その塩分は私の涙の味だぁー!などと、まあ、その程度の孤独よ。
この手の孤独を共有できる奥様会が小正月にあるのでよれよれと行くかね、そして再燃するブランドバッグ問題。
昨年は結局かぶり率の高いロエベのアマソナで行ったのでな、今年こそは何か買わねば、と思っているが、
基本的にブランドバッグはその品質でそこまで出す、の「肝試し」というか「我慢大会」というか、
プラダの布バッグとかゴヤールのバッグとか、どれだけ「名前で買ったんじゃないの、このデザインが」と言おうが、
「その値段を出した!」にしか意味がないからね、それを思うとエルメスのバッグ類は格安かも、本当に丈夫だし。
そういうことがわかる程度にクソババアになりましたな、もうそれを持って出かけるのが「礼儀」となる世代になったわけで。
じんわり来るプレッシャーにどこまで耐えられるか、これはこれでチキンレース的楽しみ。デッドラインはどこだー!
と言うようなあほなことを考えると、やや元気になるクソババアの正月はとっくに終わりました。
プラダのロゴが大きく入っただけのキャンバストートの値段を最近知って驚愕した私、
ついでに若い世代がやたらとつけてるヴァンクリフのアルハンブラの値段も。
知らない人間は「何であんなにおもちゃみたいなのをみんなおそろいで持つかね?」としか思ってなかったと言う、
貧民、御しがたし!と痛感したのでした。
悲しいことに、母ちゃんがそういう感覚の持ち主だと、娘たちもそれに順ずるのよね、、それがいいのか、悪いのか。
時々しみじみ考えよう。世間では今日から仕事始め。私は忙しかったので、ちょっと休む。