メモ。

よんどころない事情により、ハイブランドバッグを物色に出て、円安の影響か、以前私がイメージしていたのとは全然別の値段で売られているのに驚愕。
「なーんや、そりゃ」という、たかだかバッグになんだこの値段?とは思うが、50手前のおばはんは、立場上(?)あまり下手なバッグを持つわけにもいかず、
その腹いせと言ってはなんだが、今「堕落する高級ブランド」という本を読んでいる。
これがなかなかに面白くて。「ベルナール・アルノー」というフランス実業家は奥様系ハイブランド本に時々その名前が出ていて
「ルイヴィトンモエヘネシー」というバッグなんだか、酒なんだか、よくわからないコングロマリットの代表者で、ヨーロッパの名だたるブランドはことごとく彼の傘下だと、
つまり、グッチを買おうがヴィトンを買おうがこのおっちゃんの儲けになるという、実に不可思議なグループを運営している。
要は「買収、買収、また買収」のなかなかに楽しげなおっちゃんであると、本の内容はそういうところにあるわけではないんだが、
理系出身の、さほどブランドに思い入れのないおっちゃんが、数値目標に向かって邁進するさまは大変面白いので、次はこのおっちゃんの本でも読むか、
ブランドというものの歴史、その身も蓋もなさ、というのも、楽しいので、必要な時は多少の出費も致し方ないな、などと、気を取り直しているのでした。
それにしても「ゴ○ール」とか、ペラいカバンなのになんであんなに高いんじゃー!って、おフランス様はホンマにハイソ、
日本人にとっては同じ敗戦国であるイタリアの方がもう少し値段がリーズナブルなような、意外に日本はドイツブランドが入ってないよな、
私は「コンテス」のバッグが好きだが、今はどこで手に入るんだろう?
それも昔からおフランス様に負けず劣らず高飛車な値段設定だったが、今はどうなっているやら。
調べるのも怖いわ。
てなことをとりあえずメモして終わり。