雑記。

行正り香のひと皿から始めよう」と飯島奈美さんの「セカイのきんぴら」(ともに朝日新聞出版)を、チェック予定。
たぶん2冊とも買う。
行正り香さんの本は既刊の「今夜は家のみ」と「自分定食」シリーズの第3弾と思うのだけれど、版が違うのか、値段が前の2冊より300円ほど高め。
飯島奈美さんの「シネマ食堂」と同じ値段か。
朝日新聞は料理関連が大変いい。さすが大手新聞社の力はすごいのか、実力派の料理研究家が連載をしていたりする、
ただ、今、朝日の土曜版beで連載中の有元葉子さんレシピは私好みではなかったりする、料理関係にも相性があるわぁ。
昨日のクドカンドラマをダーリンが録画していなくて、涙。これを下の娘にどう言い訳するやら。
カダフィ大佐死亡のニュース関連を読んでいて、時代を越えて独裁者の末路はどこかよく似ていて憐れに思う。
ヒトラーの最後も憐れっぽい、カダフィ大佐は何を守ろうとして最後の最後まで抗戦したのか、本当に盛り返す勝算はあったのか、
もし「勝算」が「ある」と信じていたのだとしたら、今の状況をかんがみて、もう「狂信者」であったとしか思えない。
ヒトラーも、その最後までつき合った秘書の手記によると、明らかに何らかの精神疾患を患っていたようだし、カダフィ大佐もそうだったか、
誇大妄想だの、なんだの、独裁者が年をとると本当の意味での「老害」が起こってしまう、
そう思えば「カストロ」は何故いつまでも愛されているのか、しかしキューバの貧困はやはり独裁者の責任ではないのか、
なんだかなあ、若者がデモに出ないとか、格差デモは先進国生まれの既得権死守だとか、いろいろなものがたぶん世界的な同じ流れの一部であるんだろうなあ。
私は「世界はこれからもっと悪くなる!」は信じない、だって、私が若いころは「世界はこれから華やかにどんどん発展する!」が
大声で叫ばれてきたのだもの、でもその華やかな発展の中に私は含まれないだろうな、が当時の私の感想だった。
そしてその「未来」が「今」だけれど、自分の不幸をある程度覚悟していた私は、不思議なことにまぁまぁ幸せだ。
バブル的な世界観が実現した社会ではないけれど、だからこそ、今の方が少し人間も社会も「進化」しているわ、
自分でなんとか出来る「これから」はそれなりに幸せであったりするよ。
世界は迷いながらもより良い未来に進む、と昔より学習した(年をとった)私がひっそりと書いておこう。
大声の「良い」も大声の「悪い」もあまりあたらない、と言うこと。年寄りの知恵だなあ、、