シリーズ、「電波男』を読む。その1

きつい、実にきつい。この1冊。一生懸命読んでるんだけど詳細注釈の時点で躓く。
幸い(?)ダーリンがまぎれもなくオタクなので注釈の内容を解説してもらって煩わせつつ進む。
わかる部分もあるがわからんとこも多い。でもこの人が引用してる漫画の本ほとんど家にあるじゃないか。
それにもいちいちむかつく。私は家にある本か図書館で借りられる本しか読まないんで
だめんずウオーカー」は全部読んでるが「負け犬の遠吠え」は本屋でぱらっとしかめくってないし
今のところ前半部分しか終えてないのでこんなにこの人がこの2作品を嫌うのかわからん。
槍玉にあげられてる作品を書いた女性作家と「電波男」君は同世代なんだから似たもの同志は喧嘩をするなよと思う。
でも「電波男」君に言わせれば喧嘩を吹っかけてきたのは向こうらしいんだが、そうだっけ?
わたしは「だめんずウオ−カ−」は嫌いでね、だってトホホ男話しはともかくとして同性をしつこく攻撃してるとこがすごく嫌だ。
意味なく気に入らない女を「ぶりっ子」扱いして虐めるちょっと成績のいい女っていたよなあ、と読んでると思い出した。
くらたま、はうちのダーリン曰く西原理恵子フォロワーの一人だそうだが西原先生の爪の垢でも飲んでろ、思う。
同じフォロワーなら松田洋子の方がまだましだなあ。と言う具合に「薫の秘密」なんかも家にある。まだ色々ある。腹立つ。
は、おいといて、同性の目から見ても嫌な女だからろくでもない男しかこないんとちゃう?と思ったりして
でもダメダメ男と楽しかったんだからそれでいいんじゃないか?面白い人生じゃないか。
その程度の作品の作家に「おたくと呼ばれて馬鹿にされ、、」とねちねち言う。
ああ、お前もそんなんだからもてないんだよ、相手にしてくれない女は放っとけよ。
人生女や男ばっかりじゃないだろうに、何のために「オタク道」がある。
道を極めろ!という本だろうと思って読みはじめたのにどうも妙な事ばっかり言ってて行き着かん。
何が言いたいんだよ、あんた、しっかりやれ。
どうもこの「電波男」、「電車男」と同じで「なンちゃって」人物の匂いがする。書いてある事に一貫性がかんじられん。
冒頭ではもてないからオタクになったと言い、中程ではいろんなトラウマがオタクヘと追い詰めていった、と嘆き
その合間合間に「2次元の女は裏切らない」「2次元萌えでいいじゃないか」とまあもっともな事を言い、
そんなのわざわざあんたがくり返さなくてもとっくの昔からみんな黙ってそれぞれの幻想を抱いて
なんとか実生活やってきてるだろうに、
それであんたはニートかい?と不思議に思う。親のすねかじってるわけじゃなし、
取りあえず食べてけるだけの収入はちゃんと稼げてるんならニートじゃないんでは。
ニートってのはいい歳をして親のすねをかじってる人間でしょう。
物凄く広範囲に見て働けるのに働かない絶滅寸前種の専業主婦の私もひょっとしてニートか?
と色々気になる。もう半分なんとか読むか。
早く読み終えてダーリンに読んでもらって解説を待たねば。
私はてっきり色々ふっきって「こんなにオタクで幸せだYO!」という本かと思ったんだがなあ。