里帰り出産・メモ。

なんかいっぱいあったような気がするんだが、

終わった瞬間に忘れる素晴らしいばあさん力を得て生きやすくなったわ。(涙)

そういう人間のためにネット日記はある。

今のところ一番覚えておかなければいけないのがやはり「食事」。

孫がおなかにいるときは好き放題にランチに出かけ、

娘が食べたいというものを食べさせ、買い物にフラフラ行って、

天国暮らしをしていたものの、

時々(必ず)お婿様がやってくる仕方がないイベントも生じて、

お婿様は出来た方なので余計にどうおもてなししてよいのかハードルが高い。

娘自体は「特別なことは何もしないで」と言うけれども、そうもいかない。

「なんでそんなに気を遣うの?」とマイダーリンと娘に不思議そうにされて

アテクシは思わず「あなた(=娘)が向こうのお家に行ったとき、

同じくらい大事にしてもらいたいから」と本音を漏らすと

「そうか」と二人で納得されて、なんでそんなこともわからんですかね、となった。

そうです、アテクシは自分の娘が一番大事なんです!となんかぷんぷんした。

言うても、よいかただし、遠路はるばる娘会いたさにやってくるお婿様に

やはり来てよかった、と思ってもらいたいがために頑張っているんだが、

何をどの程度頑張ればよいのかよくわからず、

ふとしたところで引っかかりを覚えられている感があるので、人付き合いは難しい。

話を食事に戻して、孫が生まれた後のこと、私にとってハードルが高いのが

いきなり成人男性を含む大人4人分の食事を朝昼晩とメニューを変えて

数日作ること。要するにお婿様は妻子会いたさにわざわざ3連休を取ってやってくる。

その3日間のおもてなしメニューに四苦八苦。

多めの食事を作るときはオーブンを使うのが一番手っ取り早いが、

我が家のオーブンレンジは常時哺乳瓶消毒用に使われている。

この状態で4人分の食事をがっつり作るのはつらかった。

しかもわがままなわがダーリンは好き嫌いが激しく、あれがいや、これは嫌い、に

アテクシはつきあっているので一緒に食べるときに作るメニューが限られる。

マイダーリンに今回ほど腹が立ったことはなかったわ。

一度私が体調を崩して半日寝込んだことがあって、

マイダーリンが宅配ピザを取ったものの、

見事なまでに自分が食べたいだけの量しか頼まず、後でぶちぎれそうになった。

世の中、食べ物の恨みほど怖いものはないんだよ、とガンガンに怒ってやりたかったが

怒る体力気力も孫と娘のために置いておきたかったので我慢した。

ほんま、あのクソ野郎!と思ったことはなかったわ、

頼むなら余分以上に頼んで残したら残したでよいのに、中途半端に遠慮させるような

微妙な量を頼みやがって、阿保かー!と今でも思っている、言ってないが。

人をもてなす、大切にする能力にここまで欠けているとは、

アテクシはこの時ほど、自分が専業主婦であることを後悔したことはなかったわ、

この手のことは全部アテクシがやってきているものね。

と言うような、わけのわからぬ愚痴を書いてそろそろ毎日日記をつけようかと

考えている未だ体力が戻らぬ新米ばあさんであった。つづく、かも。