下の娘は元から浮世離れしてもろもろのことに気が付かない性格なのだけれど、
お婿様が我が家に来た時、娘が脱ぎっぱなしの靴を娘が足入れをする瞬間に
お婿様がきちんとそろえてくれて、それに気が付きもせず、当然お礼も言わず、
さらっと履いて、そしてお婿様は自分がそのようにナイスタイミングで
靴をそろえたことを当たり前のごとくに何も言わずに二人出て行ったのを見て
昭和生まれのアテクシは愕然と玄関に取り残されたのでした。
お婿様と娘を見るたび「至れり尽くせり」で
決してそれがお婿様への態度ではないのが「今どき」であるなあ、
とそれともうちの娘だけなのか、
ワタクシは、靴は脱いだ後そろえておけ、くらいはちゃんとしつけたはずなんだけど、
なんかもう、万事において何かに負けてる感を令和の夫婦に感じているのでした。
令和夫婦編、多分続く。