日常。

吾妻ひでおが亡くなって、「献血ポスターのこの時期に」の声を見て

あー、確かに、吾妻ひでおの可愛い絵ならば問題にならなかったかもな、

でも、たぶん今の人には古いんじゃないのかな?

元祖「萌え絵」かもしれないが、今の人の「萌え」に合うのかどうか。

この件は、多くの若い男子の血がほしい、には良いのかと思いつつ、

でも若い女の子があの絵の前で献血できるかと言えば、微妙かな。

上の娘は若い女の子には珍しく貧血がないので

いつ行っても「ビップ」待遇だとか。

やはり若い新鮮な血のほうが貴重だそうざんすよ、奥さん、(誰?)

故に若い男の子も献血に来て欲しいは死活問題なんだろう。

これはあとで紙屋氏のブログを読むことにする。

吾妻ひでおのマンガで私が最も印象深いのは「失踪日記」だが、

これは良くも悪くも私に強く心に残る、

「腐ったりんごは暖かい」のような鋭敏な感覚、表現、

ここにかつてぐっときたが、父親のアル中に振り回されたあとで読むと

「なーにをいっとるんじゃー!」になってしまったので、なんとも苦い。

それ以外の記憶を手繰ると、私は「オリンポスのポロン」という

当時「プリンセス」と言う女の子マンガ雑誌で描いていた作品が好きだったな、

一応ギリシャ神話の「アポロンの娘」の設定で、

この父のアポロンが結構なろくでなしであったわ。

思い返すとやはり複雑な思い出にもなるな。

そのうちまた作品を読み返そう。おわり。