日常。

中村うさぎさんを読み終えて野口武彦先生を久々に読んでいるものの、
「誰じゃー!野口先生にこんなこと、させたんわー!!」と思わず叫びたくなるような出来で、、、(涙)
「異形の維新史」、いつものように幕末エッセイかと思うと、なんと「短編小説」!!
しかしそれが全然「小説」じゃないのよー、雑な仕事なのよー、幕末エッセイにしても薄いわーって、
大分前に読んだものが、そっとその場を立ち去る出来で、どうやらその前後に闘病生活を送られたのを知って、
あの出来でも仕方がないか、病気は作家の力を奪いますなあ、と思ったものの、回復してもダメなものはダメなのね、、、
品のいい皮肉と優美な文体が好きだったけれど、あの技巧は体力を要するものらしい。残念。
一方、ネットはあいも変らず「バリキャリ女子」ネタでいつものように同じオチで、
このバリキャリ女子は、単に仕事の要領が悪くて残業代だけが異様に高いんじゃないか、と疑いたくなる。
同じような職種に進んだ大学時代の同級生はいないのか、それだけハイキャリアなら大学だって高偏差値校だろうに、
なぜか学生時代の男性同級生の話はないのよね、コンパで馬鹿男ばっかり相手してる話しか出ない、なんだろうね?これ。
それから「日本の劣化!」って、さほど良かった覚えもないわ、これ以上の劣化、上等、位の気持ちじゃないと、生きていけないわ、
ってな、「いつもの」感がなんとも。長くネットにいすぎるのかしらね、同じことばかり10年繰り返しているような、
そういうものばかりを読んでいるかもしれない可能性には触れない私も変わらないわ、、
そして今日は久々な奥様会。少々緊張気味。