2006-10-02から1日間の記事一覧

小熊英二、「民主と愛国」を読み終えて。(その1)

まず思ったのは「思想」がなんと無力であったかと言うことだ。戦前、戦後を通して政治に何の力も持っていない。 時代を「言葉」にする、そのためだけのものではないのか、と思われてならない。 ただこの本の中で小熊さんの戦争に関わった全ての人物、思想家…