さて。

朝日新聞で島崎今日子さんが私が昨日ほめた「梅ちゃん先生」を腐していて、なるほど、「平清盛」の評判が悪いのは「ドラマジャンキー」のせいか、と納得する。
テレビをもっともよく見る人間、世代にウケが悪ければ、その番組は「ダメ」ってことなんだろうなあ。
と言うと、本当にテレビ番組は作りにくい、テレビをもっともよく見る世代は40代後半以降だもの、
暇にあかせてずっとテレビドラマを見続けているような人間の気に入るドラマなんてそう簡単に作れるものではない。
つか、その手のジャンキーが「これは面白い!」と絶賛するものなど、一般テレビ視聴者はどん引きする内容だったりして、
「八日目の蝉」がそうなんじゃないか。「セカンド・バージン」とかも。実はどちらも見ていないんだが。
「八日目の蝉」はこの間、何がいやかを書いたが「セカンド・バージン」にいたっては、
「若くてぴちぴちのフカキョンちゃんより鈴木京香を選ぶ、なんて、「若い子には負けない!」とがんばる、ばばあの欲望だだもれじゃん」
と、あまりの同世代の痛さにとても見る気力がわかなかったわ、、、(涙)
そもそも、私はフカキョンちゃんより鈴木京香なんてマザコン男、はじめから願い下げだよっと、
どういう人がドラマをよく見るか、そこにも痛さを感じるなあ、、、孤独って痛いわぁ。
島崎今日子さんは「カーネーション」を3回も見てたそうで、それは見過ぎだわ、その入れ込みぶりがはっきり怖い。
いいドラマではあったけど、そこまでのめりこむのは何故なのか。さっぱり理解できん。
「最近のドラマは面白くない!」とはどんなものでもくわしくなればなるほど、ごく「フツー」のものでは我慢できない、
と言うか「アラ」をさがさずにはいられなくなることか。それはわからないでもないな、私にとっては「朝日新聞」記事みたいなもんだな。
祖母の代から「朝日新聞」だからなあ、、パターンがわかってくればきびしくもなるわ。
そういえば、「彼女の事情」なる連載がまた始まっていて、朝日新聞の大好物な「完璧な母と娘の葛藤」物語だ、今回は「高橋健次郎氏」が担当、
第1話では、「母のせいで姉は統合失調症、私はずっと「いい子」を演じ続けて、、、」って、
「姉が統合失調症になったのは私のせいだ、、」と思いこむ「妹」のお話であることが「新機軸」かな。
統合失調症」の発症って、環境のせいだけではないと思うんだが。もし「環境」だけで発症するのだとしたら、環境をまったく変えればすっきり治ることになる。
そんな簡単なものではないから、大変なはずだがなあ、、、
しかし、高校生の時に統合失調症になっても結婚、出産って出来るんだな、私的には、そこが大変興味深い点だった。
朝日も読み過ぎると、パターンが見えてきて、つまらなくなる、ドラマ好きにとってもそうであるように。
ま、そういうことですな。