日常雑記。

真田丸」を楽しく見ている。
私の幼きころ、藤竜也様とともに探偵的物語(?)をやっていた草刈正雄様がこのようにすばらしいお父様役者になろうとは。(涙)
何で見たか忘れたが、当時既に藤達也ファンだった(小学生の)私が草刈正雄も良いと言い出し、やっと趣味が少し若くなった、と誰かに言われた。
私の子供時代のアイドルは「菅原文太」「山崎努」「藤竜也」だったわ、、友達からはあまりに「オッサンすぎる」といわれたもんだ。
(そして何故か「松平健ファン」を「趣味が合うと思う」と紹介される私、、子供時代はつらいわ)「オッサン」が好きなわけではなかったが。
それはともかく、いまやオッサン度はもう十分すぎる草刈正雄が渋い。堺正人より熱い。堺正人が主人公であることを忘れそうだ。
と言う物語を楽しんでいるわけだが、先日の回ではないがしろの役回りにがっくり来ている父親(草刈正雄)が二人の息子たち(大泉洋・堺正人)に
「何が間違っていた?」と問いかけるシーンが印象深かった。
「親」になった人間が大人になった子供たちに真面目に意見を聞く、子供たちをもう立派な意見を持つ人間として尊重している、
その信頼感が「いいな」と、やはり「親」になってよかったこととは、大人になった子供たちに意見を聞くことが出来る、ではないかな。
まだ今の私には、子供たちの判断を仰がねばいけない切実な問題に直面したことはないので、したことはないけれど、
きっといつか、子供たちにその意見を聞かなければいけないときが来ると思う。
そのとき、的確な判断をくだしてくれると娘たちを信頼している。この信頼感はまったくの他人に対しては持てるものではないのだよね。
子供を持って本当に良かった、と思っている。
私世代には子供を持たないまま夫婦をしてきた同世代の知り合いが何組かいて、40過ぎた前後から「子供を持たない選択肢」に迷いが出てきたのを知って驚愕している。
昨日も、「あと数年で50代」のカップルが「妊活」していると聞いて腰を抜かした。
「え、それ、本気?」と聞きたくなるんだよ、同世代の子供がもう結婚、出産する年齢だよ?本当に今から「初めての子育て」できる?
生まれてくる子供が障害を抱える率も高くなってる覚悟はある?と、言いたいけれど、言えない私、、、無駄に他人と気まずくなりたくないしね。
でも、こちらが必死で子育てしているときに、子供を作らず散々遊んで、
むしろ子供を持った夫婦を「子供に老後の面倒を見させる気だろう」的な茶化し方すらしてきた人間がなんでいまごろ?と
「子供に将来面倒を見てもらいたくなった」のはあなたたちではないのか?とやはり聞きたい。
私はまだ成人した子供に頼らねばいけないほど、衰えてはいないからね、でも、あなたたちは確実にそうなる、それが見えてるか?
なんて、言いたいのをぐっと抑えて、「できたらいいね」としかいえない私、、
子供を持つのは人生の最高の選択肢だと思う。でもそれを「いまさら」の世代で追いかけるのは、何か違わないか?と思ったことを記しておく。
まあ、出来たらできたできっといいことだし、求められれば手助けもしたいと考えているけれど、なんだかな、、と思わずにいられないのでした。
明日から所要でしばらくネット日記はお休み。