雑記。

AO入試でよく話題に上るのが「ミス・理研」小保方氏の早稲田入学で、考えてみれば今年「東大合格間違いなし!」と言われていた娘の同級生が2次で失敗して
小保方氏と同じ理工学部にセンター利用で入学した。
センターは800点はるか越えだったので、後期はどこでも必ず受かる!と先生に言われたにも関わらず、受験しなかった。
うちのふたりの娘たちいわく「よそで受ける二次は1回だけでいいよね」としみじみ同情を見せていて、印象深い。
しかし、学科は違うが、同じ高校で指定校推薦で早稲田に行った生徒と東大を落ちた彼とでは正直、勉強の量が格段に違う。
いわんやAO入試をや、と、それでもおそらくは「何とか力!」が高いほうが理研のような1流研究所に就職ができたりするものだろうなあ、
全員がそうだとは言わないが、理系においてすら、情実人事的なものが存在するか、が私にとってはショックだったわ、小保方騒動。(涙)
上の娘いわく「理系女子は周囲に「フツー」の女の子が存在しないからファッションが独自進化する、その中で小保方さんの女子力はメチャ高いよ」と、
考えてみれば、私の敬愛する勤務医である従姉妹達は白衣姿は非常にかっこいいものの、私服は「、、、、、」
さほどおしゃれでもない私が言うのもなんだが。
「理系女子独特の固い雰囲気の中で、ああいう華やかな女子力高いファッションの人が存在したら、ものすごくモテると思うわ、
男性が多い世界だから余計そうじゃないのかな、どうしても評価は甘くなるよね」とは上の娘の指摘。
下の娘の女子力は理系女子としてはおそらく高めだが、「本物」に比べれば、まだまだ。
小保方さんの女子力は普通の女子としてもかなり高い感じだから、やはりその意味ですごいよなあ。その点で大変感心している。
これが基本的にAO入試に必要とされる能力か。
きれいに言えば「人間力」だろうが、そういうものに高い評価を与える今の世の中はどうかな?
しかし、「自分の能力だけでのしあがりました!」のご兄弟様は
「コミュニケーション能力で乗り切れるのは長くて「3年」だから」というのでそれを信じていよう。
大学の入試方法はどれほど変えても「金持ち、勝つ!」になるな、せめて国立大学はもっと数学をさせる方向でいいと思うなあ。