とりあえず一山越えたんで出戻り。
「きのう何食べた?」7巻の1エピソードを面白く読んだ。
「人が一人死ぬのは大変だ」って話で、いやー、もう喪服が日常着になっているような中年おばはんにはぐっとくる。
先日も、同世代と親族の葬式の話をしたばかりで、その知り合いの夫の弟嫁は「結婚してもォー、子供なんて必要ないしィー」で、子供がいない。
ひょっとしてこのバカ嫁の後始末をするのは我が息子ではないか、ということにはたと気がついたなどという実に身に迫る話で、
「長生きしてあのバカ嫁の後始末をつけようと決意した」、
それは弟さんに長生きをしてもらわねば、などと私は言ったものの、「もう覚悟は出来ている」と、そうなんだよなー、
結婚しても子供が好きじゃないから産まない、は結構なんだけど、最終的に自分の死を誰が後始末するか、となると
全くの赤の他人の夫の親族という、これって誰からの、なんの罰ゲーム?とこちらとしては言いたくなる。
「子供を産むだけが結婚じゃない!」はたしかにそうだけど、セックスの独占権を得るだけが結婚なら
そんなの政府に認可してもらわなくたって個人の「魅力」だけでつなぎとめておくべきじゃないか、なんて、
でも、結局「結婚」は「ステイタス」、
「弟が馬鹿だから、バカ嫁しか来なかった、とは言えないけど、そうなのよね、、」、なるほど、「家族」の「全体責任」か。
「兄弟が結婚していなければまだ許せるけど、結婚して、不妊で「出来ない」んじゃなく、積極的に子供を作らずに
「最後はよろしくー」みたいな赤の他人は許しがたいものがある」とは、なかなか言えないけど、言いたい気になるのはよくわかる。
「男の「俺が欲しくないし」は嘘だよ、くだらない男の「ミエ」なんだわ、俺に甲斐性がないから産んでくれないとは言えないものね、
また、そういうバカだからバカ嫁しか来ない!」
昔からこのバカ嫁には散々迷惑をかけられてきたらしい知り合いは大変辛辣であった。
しかし、最近、そのバカ嫁をなにげに息子がやっつけてくれたそうで、
子供の頃から「おばさん」ではなく「○○さん」と名前で呼ぶようにずっと言い聞かせられてきたのだけれど、
ある日「もう気持ち悪いんで、おばさんって呼ぶから」とサラっとバカ嫁に言ったとか。
「それから、外で会った時、腕を組んでくるのはやめて、不愉快だから」と、
「(息子の名前)くんと一緒にいるとカップルに間違われそう!」と、しょっちゅう言ってきたバカ嫁に
はっきり「ウザイ」と言った息子に感謝、などと、いやー、子供ってやってくれるねえ、
それにしても、子供の頃から知っているような男の子に「熟女パワー」を発揮しようとする女っているんだな、と妙に感心した。
息子くんは、背の高いメガネ男子でなかなかのイケメン、「腕を組んでもいいのは彼女と母ちゃんだけ」とは泣かせるなあ。
師走に聞いたちょっといい話なんで、忘れないようにメモ。私も息子が欲しかったわ、、
しかし、知り合いは多分そのバカ嫁に「お義姉さんの躾が悪いからあんなことを言うようになった!」と言われるんだろうな、と今思いついた。
どこまでも、親はトホホ。