日本の高校生ランチ事情に感嘆する海外の声を集めたブログを見て、そういえばイングランドにステイしていた時、
フランスの女の子が「ランチに持たされた」と見せてくれたのはオニオンフライの小さな袋と林檎だけだったな。
確かにそれを思うと、日本の子供達の食生活は恵まれている。コンビニでも立派な「弁当」が買えるしね。
で、1学期が終了して弁当作りが一段落したと思ったら「補習」がある。
別に赤点をとったんではなく、地方の進学校はお盆以外ほとんど毎日「補習」をする、
午後から部活をするときは弁当を作れ、とうちのお嬢様はさらっと言ってくださる、
見栄っ張り母は毎日5時起きして弁当を作っているというのに。
お弁当ランキングブログとかキャラ弁とかが好きな私はつい張り切って出来もしないカラフルなお弁当作りに挑戦して、
それが妙にクラスのお友達にうけたのでやめるにやめられず、とほほ、この戦いは下の子が高校卒業まで続くのね、、、
でも「キャラ弁」はまだ作れない、出来ません、あんなの、、、「プロ」じゃないかー!ブログランキングの人は!
「五味五食」を心がけ、あとは適当に「アクセサリー」でごまかす、ほほほ、山ほどカラフルなピックとミニカップがあるわ、
可愛いピックのほとんどが「中国製」、ありがとう、中国の皆さん、あなた方の細かな技術が日本の高校生のお弁当の彩りを支えているのです、
冷食をのぞいてもこういうところで関係しているのよね、、、
週五日間、毎日作っていて、弁当箱の「ここがあまってしまったー!」は時々あって、そんな時は冷食を登場させる。
最低、もし私が弁当も出来ないくらい調子を悪くした場合は御飯はタイマーをかけてあるから
自分でなんとか「冷食」を詰めて持って行けるように二つくらい常備してある。
幸いにしてまだ作れなかったことはないけれど、いつ、何があるかわからないし。
高校は「朝補習」というのを毎日やっていて、その補習が始まるのが7時45分、それに間に合うように弁当を作る、
遠方から来ている生徒達の親御さんはさらに大変、娘の友達で通学に1時間近くかかる子の親御さんは朝「4時」起きだとか、
たまにお弁当の中身が「焼きそばだけ」だったりするそう、わかるわぁ、、
娘の科は特別課程を履修するので毎日7時間目まであって、男の子は2つ弁当をもっていたりする。
高校生のお弁当事情はいろいろ。「塾弁」も日本文化だよなあ、、、
ところで夏休みに入って、何かが足りないと思ったら、「ラジオ体操!」今年から子供達は二人とも行かないんだった、、、