おぉ。

三陽商会の業績が持ち直したとかでなくなると困るアパレル業者なのでうれしい。

バーバリーのライセンス契約が切れたときにあれこれ言われたものの、

その後のバーバリージャパンの洋服は、はっきり言ってかっとび過ぎて

おばはんが「おほほ、ちょっと張り込んでお洒落しましたのよ」ではない。

これもブランドの在り方ではあるが、まったく日本人の体形を無視したつくりなので

着こなせる日本人は極少であろう、それでも売れているものかね?

現在、アテクシが一番信頼を置いているのが三陽商会ポール・スチュアート

このブランドは落ち着いているうえに細部で動きやすさ、しわになりにくさ、など

実によく考えられて作られていてまことに至れり尽くせり。

家で洗える素材にアップデートされたりして、これが日本人にはありがたい。

夏なんか、家で洗えない服に用はないのよ。

ブコメにはポール・スチュアートを上げている人もいたので、おぉ、と。

ですよね、ここは本当に地味におしゃれで役にも立って、

色の合わせ方が一般人では思いつかないものがあったりして、

ブランドをよく理解して日本人向けに作っているのだろうな、と

三陽商会はもっと称賛されてよい日本ブランドなのだよ、うむうむ、などと

とりあえず、しばらくなくなる心配のない業者であってほしいと心から願う

愛用者なのであった。

ちなみに実はマッキントッシュのほうにだいぶん突っ込んでいるんだが

ここは難しいブランドであり、私の年代より少し下向けだと理解したので

現在はポール・スチュアート一本で。

といってもマッキントッシュが毎年出しているスーピマコットンのTシャツは

お値段以上に優秀なのですすめておきたい。

なかなかこうもしなやかで薄く丈夫なコットンTシャツは見つからない。

しかも、大変保つ。最初の1枚は10年以上前に買ったが今でもきれい。

まあ、1万円弱するんだけどな。でも毎年千円のシャツを買うよりはよい気がする。

がんばれ、日本製!終わり。