お高いコートのお話。

昨年(多分)、やや安めに買える機会があったので満を持して(?)手に入れた

「ヘルノ」のダウンコート。

この度の大寒波で「なるほど!」と感心している。

ピタッと身に添うデザインで軽くふわっと羽織るようにはできていないのが

難であるな、と思っていたが、温暖な地区に住んでいる甘やかされたおばはんが

急な極寒にさらされた現在、出かけざるを得ないときに着ると大変暖かい。

ピタッとしたデザインは冷気を入れないためと暖気を逃さないためだったのね、、

普段はユニクロのウルトラライトダウンで十分な生活をしているが

たまにこんな寒い日にうっかりそのようなものを着るとあちこちから冷気が

体に忍び寄り、いつもより3割増し(当社比)につかれる。

暖かくしているつもりが本気の冷気が来たら

「やあ、こんにちわ、こんなところから冷やしちゃうよ?」のスキにやられる。

「ぎゃあ、首がやられた!」のような事態がおばはんにはある。

タートルネックを着ているんだけどね、、年のせいで首も痩せてきたわ、、、(涙)

と、いうわけで、年をとるとある程度以上の値段のものをいざという時に

用意しないといけないな、としみじみしている。

下に着こめるカシミヤコートもあるものの、

ヘルノのコートを着たときは下は薄手のセーターぐらいで十分なので、

暖かい部屋に入った時にもたもたせずに済むのがありがたい。

脱げば普通の服でいられるのはまことに都会的な衣服であるよな、と

いまさらながら感心している。

ヘルノはイタリアのブランド、元からアウトウェアメーカーらしく防寒度は高い。

ただ、お値段も庶民には高い。

まあ、プーチンが着ているロロ・ピアーナよりは安いかな。

とりあえず、今日もまたこれから出ていくのでヘルノの世話になるぜ!おわり。