最近見た映画。

劇場で「ザ・バットマン」「ドクター・ストレンジ2 マルチバースオブマッドネス」

有料配信で「スパイダー・マン ノーウェイホーム」

この3作の中で一番楽しめたのが「ドクター・ストレンジ」、

劇場で見られてよかった。映像の迫力は大画面で見るのが一番。

感想は最初っからネタバレ満載になるので公開が終わったあたりで詳細を。

2時間以上の大作であるが長さを全然感じさせない展開の速さが良い。

この「ストレンジ」に比べると巷のご意見「画面が暗い!」は納得できる

ザ・バットマン」、美形吸血鬼で売り出したロバート・パティンソン君主演で

このキャラクターに彼は性格的にもあっている気がする。陰鬱な美形だしな。

ただすぐマスクをかぶってしまうので、ロバート君じゃなくてもよくね?と思った。

最近は過去作品へのいわゆる「リスペクト」が映像に含まれるのはファンサービスか、

それともずっとバットマンを見てきたようなお年寄りが多いからなのか、

私は「ダークナイトライジング」時代のバットマンが一番好きかな。

おばはんはロバート君の綺麗な顔を見に行ったので若干の不満が残った。

そして一番悲しくやるせない終わりだった「ノーウェイホーム」、

これも過去作品のリスペクトどころか、過去のスパイダーマンが全員出てくる

このネタばれは有名なんでもう書いても良かろうな、

お互いスパイダーマンらしくマルチバースのどこにいても今一つぱっとしない、

私はトビー・マグワイヤ版のスパイダーマンを至高と考え

でも一番好きなのは今回のトム・ホランド版であったが、

おそらくは最終作と思われる「ノーウェイホーム」にはがっかりした。

「ホームカミング」「ファーフロムホーム」と続いて「ホーム」をシリーズとしてきて

「ノーウェイホーム」は旅立ちを意味する「もうおうちには帰らない」かと思ったら

文字通り「おうちがなくなっちゃった!」で切ない。

スパイダーマン史上、最も明るく能天気だったホランド・ピーターには

いつまでも希望に満ちた若者として成長してほしかった。

少なくとも仲間とのあまりにも痛切な別れを経験してほしくなかった、

文字通りすべてをなくすことまでしなくても良かっただろうに、まことに残酷。

アベンジャーズ版の一部としてのスパイダーマンなんだから、

キャプテン・アメリカのように「やめる」選択肢もあってよかっただろうにな。

そういえば「マルチバース」の中のキャプテンアメリカが〇〇だったの

小ネタがあった。かえって調べるまで分からなかったが。

と言うわけで「マルチバース」は面白い、でしめるのであった。おわり。