何が醜悪か、という話。

かのフードジャーナリストは、私と同じ年で

私の娘たちよりも年下の女の子に手を出して

相手にされなかったら逆恨みしてじくじく嫌味を書き連ね、

反撃されたら「女子供には手を上げない主義なんでw」と

「俺っち(昭和文体)、本当ならもっとすごいことできるんだぜ」

「でも男らしい俺っちだからあえて我慢した上でかばってやってる!」と

ふざけた文章をのうのうと上げてしまえる、これだけでも相当なものではあるけれど、

簡単に意図が見透かされる昭和文体が現在も活躍中で

この形式の文章を求める読者がまだまだたくさんいる、

それを可視化した醜悪さを本人はどこまで理解できているか、

もう親を亡くしていく世代で、

いつ鬼籍に入ってもおかしくない年齢に達しているにもかかわらず、

まだこれで許されると信じて疑わない、

こんなに句読点を打てないおのれの昭和文体を呪うアテクシは

目をそむけたくなるド昭和で「平成ジャンプ!」した人間が

同級生なのがよくわかり、自分も同類だともう息も絶え絶えなのでした。

同世代のあまりの醜態を目の当たりにして、

令和に生きる若者は賢く清らかに生きてほしい、

ゴミは同世代の私たちで片づけていきたい、と願っているのでした。

アル中の実父を10年以上見てきた私が言えることは

「酒が入ったせいでセクハラ」は嘘、もともとセクハラ野郎で酒の性ではない。

私の父は恐ろしいほど飲む人間ではあったが、セクハラだけはしない、

故にいくらでも酒を飲むことが許されてしまったことをここに。

「酒の上のことだから」が許されるのは、

被害にあった側が使うときだけなのを共通認識にしたい。

先日、気の強い親族と一緒に働く若い女性スタッフに

「きついことを言うでしょう」というと、

「でも(親族の名前)は絶対セクハラはしない方だから」とさらりと言われ、

どれほどきつい物言いをされたとしても若い女性にとっては

「セクハラ」が「ない」というだけで働きやすいと思われるのかと

考えさせられたのでした。

ところで嵐の二人がご結婚。時代は進むね。おわり。